【1月5日(火)】
前回“塩無し”で失敗したスモークサーモン。食材内部の水分を抜くのに塩は必要だが、となるとピチットシートの効果が不明。ということで、新たな手法にトライしてみました。
まずはサーモンに岩塩をふって
キッチンペーパーに包んでラップして冷蔵庫で寝かします。途中で水分を吸ったペーパーを2回ほど交換。
1日経つとだいぶ内部の水分が抜けた感じに。
それをピチットシートで包んで、さらに1日冷蔵庫で表面の水分を吸収します。果たしてこの作戦の成果や如何に。
この日のラインナップ。結構盛りだくさんだな。
新顔はいただき物の蒲鉾。網皿の都合で、サラダチキンとやげん軟骨は同居です。
サーモンは、今までよりは水分が抜けて身が締ってそう。
さて熱燻の開始です。おっとっと3分。
とんがりコーン5分。
ミックスナッツ5分。
蒲鉾も5分。
鶏たちは8分で完成。
そしてここからが温燻。カセットコンロは消して、スモークウッドにガスバーナーで着火。これで点けるのが、最も早くて確実です。
チーズとサーモンをセットして
酸欠にならないよう蓋を少しずらして、10~15分に1回程度チェックしながら60分煙をかけます。この日も寒かったので、スモーカーの温度は低いまま。しかしこればっかりは、どうしようもないからなぁ(電気コンロみたいに、微調節ができる熱源が必要)。
完成した燻製たち。
サーモンはここからさらに1日、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫で落ち着かせます。
熱燻組で思いの外美味しかったのは蒲鉾。これはイケるな。
そしてスモークサーモン。程よく水分が抜けて、今までで一番美味しくできてました(ちょっと塩が強かったけど)。2段階の水抜きが功を奏したみたい。これ以上を求めるなら、スモーカーの温度管理が必要になるので、現時点での我が家のスモークサーモンはこれを完成形としよう。昨年11月から始まったスモークサーモンの試行錯誤、とりあえず一件落着です(笑)。