ワインと和食 みくり | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【7月24日(金)】

高野山でのお礼参りを終え、昼過ぎからグネグネ道をまた1時間かけて下山。高速を乗り継ぎ北上し、夕方早い時間に京都に到着。まずは健ちゃんとこ(大谷本廟)にお参りして、ホテルにチェックインしてから夕食に出かけました。



二条通と木屋町通の交るところにある、ワインと和食 みくり 。京都で行きたいお店はいろいろあるものの、1軒だけとなるとやっぱりここになるなぁ。



まずは、無事お遍路の完結を祝ってシャンパンで乾杯!。ちなみに料理はおまかせコース(しかありません)、ワインはペアリングでお願いしました。



八寸。葉っぱの上はアコウダイのフライに鮎。右下のすだちが浮かんだのは熟成された素麺を秀逸な出汁で、左下はタコとトマトのジュレ。



裏側にはアナゴの鮨が隠れてます。



次のワインは鳥居平。



鱧と冬瓜の椀。鰹と昆布の出汁が絶品です。ちょこんと乗せられた小夏の香りがワインとの橋渡し。



カリフォルニアのピノ。何に合わすのかと思いきや・・・



鯵のたたき。そこに納豆、ズッキーニその他薬味を混ぜてなめろう風になっている。これは無理だろ、という予想に反してワインとの相性はバッチリ。功労者は納豆でした。いやいや勉強になるなぁ。

 


本鮪の刺身。黄身おろしがいいね。



ここで日本酒を出すという裏技?(笑)。ま、次の料理でワインは難しいわな。



たまたまいいのが入ったという大間のウニ。海水で洗って、小豆島にの塩を振ったのを小さな鮨にしてくれました。



次はわさび醤油と海苔で。こんなに美味しいウニはなかなか食べられません。



ただ者ではない(笑)筋煮込み。風味付けの葱、生姜のほか焼き餅、もずくなんかも入ってて、トッピングされているのはスッポンの卵。複雑な旨みが口に広がります。もちろんここも日本酒の守備範囲。



ワインに戻って正統派ボルドー。



鴨と賀茂茄子(シャレか?・笑)の、鰻のたれを使ったいしり焼き。アクセントはかもじ葱と山椒。これも美味しいねぇ。タンニン控えめのボルドーとは文句無い組合せ。



最後は熟成されたシェリー。



万願寺唐辛子の炊きこみご飯。あまりの美味しさに、2回もおかわりしてしまった(笑)。
このあとデザートでソルベが出たけど、どうやら写真を撮り忘れたらしい。それくらい料理に感動してたということかな。


前回来たとき は、料理長がボクと同郷で中学校が同じというサプライズがあったんだけど、今回は新しい料理長に代わってました。その金本さん、料理の手技はもちろん、カウンターへの目配り気配りもすばらしい。“みくり”がまた1歩進化した感じ。

京都で行きたいお店のNo.1、不動です(笑)。