四国八十八ヶ所参り（１１日目）

【１月２日（木）】

年末年始の帰省を利用して、少しだけお遍路参りしてきました。松山のｍｙｗｉｆｅの実家を９時に出発。ボクの実家のある高松に向かう途中、三島川之江ＩＣで高速を降りて少し山道を上ったところに、この日最初のお寺があります。

●六十五番札所　三角寺（さんかくじ）

いきなり急な石段で、朝からいい運動させられたよ。

ちなみにここが愛媛県で最後のお寺になります。

境内は意外と広く、手入れが行き届いてきれいでした。

●六十六番札所　雲辺寺（うんぺんじ）

さてここからが香川の霊場になります。そしていきなり難所の雲辺寺。八十八ヶ所の中で、もっとも標高の高いところにあるお寺です。

もちろん車ででも上がれるのだが、ここは無理せずロープウェイで山頂まで連れてってもらいます。なので全く難所ではありません（笑）。

山頂には香川県で唯一のスキー場があり、ゴンドラはお遍路さん＋初詣の人＋スキー客で満員。１０分くらいで山頂に到着です。

山頂駅からお寺に向かう参道には、一体一体表情のちがう羅漢像が・・・

こんなにたくさんあります。これ、ポーズとか持ってるものとかめちゃ面白いんだけど、ゆっくり見てたら２～３時間はかかりそう。誰かまとめてＨＰにアップしてくれないかなぁ。大喜利みたいなコメント付きで（笑）。

雲辺寺は、県境の尾根から徳島側に下ったところにあるので、住所は徳島県。でも香川の霊場として扱われてるんだね。

山頂のお寺とは思えない広さ。参拝客も多く、結構賑わってました。

●六十七番札所　大興寺（だいこうじ）

雲辺寺の山を下りて、田んぼの中の道をしばらく走ったところにあります。

石段の右の、榧と楠の大木は圧巻でした。

雲辺寺とは対照的に閑散とした境内。知名度の差かな？。

●六十八番札所　神恵院（じんねいん）

●六十九番札所　観音寺（かんのんじ）

ここは同じ境内に２つのお寺がある、お遍路さんからするとボーナスポイントみたいなところ（笑）。

仁王門もひとつです。

境内には、本堂と大師堂が２つずつあります。まぁ、お寺２つ分なので当たり前か。写真は六十八番の本堂。コンクリート打ちっぱなしで、なかなか近代的。

●七十番札所　本山寺（もとやまじ）

ここも車で１０分くらいで到着。香川県は狭くて、お寺が密集した感じ。なので、山の上とかじゃない限り、移動に時間はかかりません。

ここには立派な五重の塔があります。ちなみに八十八ヶ所で五重の塔があるのは４ヶ所のみ（三十一番竹林寺、七十五番善通寺、八十六番志度寺）。

この日のお遍路はここまで。一応、予定していたところはすべて回れました。これから先、難所と言われるところは無さそうなので、サクサクッとお参りして、春ころには結願したいな。

［六十五番札所三角寺～七十番札所本山寺］

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