【9月22日(日)】
台風17号が接近中だったこの日、風雨が強まる中出撃してきました(笑)。
ちょっと早かったので、ゴールデンガーデン
で時間調整。
飲むペースを誤って中途半端につまみが残ってしまったので、やむを得ず2杯目に突入したではないか(笑)。
さてここからが主題のbe。
9月のテーマは“日本のテロワール”。守備範囲が広すぎてちょっとイメージできないけど、なんだか変わりネタが出てきそうな予感(笑)。
ほら、やっぱり出た(笑)。見た目は稲荷寿司。でも中は、オマール海老とその出汁や香草で蒸したクスクス。ワインはロワールのソーヴィニヨン・ブラン、ドメーヌ・マンシャン ヴァランセ・ブラン ル・クロ・ドローム 2017。オマールの風味と揚げの甘さに、シャキッとしたソーヴィニヨンが好対照。
【秋茄子と浅利のサラダ 湯葉と村上農園豆苗の2色のソースで】
和の食材を使いつつ、コンソメやバターの風味を生かして、しっかりフレンチに仕上げている。これはまさに“日本のテロワール”と言えるひと品ですね。
ここでマリアージュさせたのは2種類の白。シャトーメルシャン玉諸甲州きいろ香 2017 と南アフリカのデイビット&ナディア・トポグラフィ・シュナンブラン 2018。全く異なるテロワールのワインだけれど、味わいには共通点が多い。どちらもうまく合ってたと思うが、強いて言えば茄子にはシュナンブランがしっくりきてたかな。
【マナガツオのロースト 黒胡麻とコーヒーのパウダー 孫野菜ほうれん草のシュブリック】
シンプルなマナガツオに、これでもかというくらい複雑な風味を付加している。胡麻とコーヒーの他に、アーモンドやベーコンなども参加。これらをまとめて口に入れると、それはそれは素晴らしい世界が広がります。
ワインはスペインのパコ・イ・ロラ アルバリーニョ 2016。この料理を抱擁できるのは、ミネラルを感じる果実味豊かなしっかりボディならでは。料理はもちろん、このワインの選択もブラボーでした。
ひと品目のインパクトで掴みはOK(笑)。ふた品目は一転してテーマに忠実な真面目くん。最後はテーマに固執せず(?・笑)とにかく美味しいもの作った、という印象で、今回のワインフェアも楽しませてもらいました。次回も楽しみにしています。