【6月26日(水)】
マリアージュ対決の3日後、またまたレストランbeに行ってきました(笑)。この日は6月のワインフェア、テーマは食材ではなく“スパークリングワイン”。蒸し暑いこのころ、スカッと飲みたいものではあるけど、これに合わせる料理となると、なんでもアリのような気がしないでもないが(笑)。
1杯目のスパークリングは、何とブルー。
フランス、プロバンスのソーヴィニヨン・ブラン100%で、見かけによらず、まともなスパークリングです(笑)。
【広島レモンサーモンのコンフィ 瀬戸田レモンのクーリー 孫野菜農園のグリーン野菜豆類とともに キャビア添え】
レモンを食べて育った広島サーモンのあっさり感、豆類の緑の風味、そしてレモンクーリーの苦みすべてがソーヴィニヨン・ブランに合う。お見事なマリアージュでした。
【県産ムール貝・サザエ・女鹿平キノコのムクラード エストラゴン風味】
ワインはスペインのカヴァ。マスロッカ・カヴァ・ブリュット・ナチュレ・グラン・レゼルバ2014。ムール、サザエの風味と存在感のあるキノコ、そして旨みたっぷりのソースが絶品。見た目ほどクリーミーでないので、ドライなブリュットともうまく合ってました。
【フランス産ナント種 カナールシャランのロースト ソースブルーベリー】
ワインは南アフリカのステレンラスト・MCC・ロゼ・スパークリング。2015年のスパークリングの世界大会で、ドンペリなどを抑えて1位になったらしい。侮るなかれ南アフリカ。ワインが一流なら食材も高級シャラン鴨。絶妙な火入れ、バランスのいいソース、ハーブの香り、思わず唸ってしまう美味しさでした。
思いの外楽しめた、スパークリングのマリアージュでした。食材に縛りが無いぶん料理の自由度が増して、普通にコース料理を食べた感じ。満足度高かったですよ(笑)。