【5月26日(日)】
この日は、朝からココファーム・ワイナリー見学です。天気は快晴で、相当暑くなりそう。
みんなでタクシーに乗り合わせてワイナリーへ。栃木に住んでたころ何度か来て、ランチしたことはあるけど、ちゃんと見学するのは初めて。
前夜粋圓
でワインの説明をしてくれたアンバサダーの方から、ワイナリーの概要ついて説明を受けたあと早速畑へ。
急斜面に造られた葡萄畑。最上部にはマスカットベリーA、真ん中どころはノートン、手前のほうはプティマンサンが植えられています。
棚栽培で、作業しやすい高さにするなど、いろいろ工夫しているのだとか。
薔薇があちこちに植えられてますが、これは葡萄より薔薇のほうが繊細で、病害虫が発生したら先に影響が出るので早く察知できるから。炭鉱のカナリアみたいなもんですな。
ワイナリーの歴史やコンセプトから、醸造方法やその設備、澱引き、瓶詰めのやり方や苦労話など、丁寧な説明でとても勉強になりました。
そしてワイナリー見学のあとは、お待ちかねのランチを兼ねた試飲会。
シャルドネとピノを使ったスパークリング。泡は弱ってたけど、上品に熟成していて味わい深い。
前菜はタコと筍のジェノベーゼ、新玉ネギのフラン、牛肉の生ハムのサラダ。
ひと通り説明を受けたあとは、飲みたいものをおかわり(笑)。ワインは充分にあって、これは昼間っから酔っぱらうわ。
栃木にいるとき飲んだ、2000年のメルローのマグナムボトルが美味しくて何本か広島に送ったことがあったけど、これはそれに近い感じのタナ。
今はもう流通していない貴重なワインも出たりして、それはそれは素晴らしいランチタイムでした。
最後は帰りの電車の時間が迫って、デザートはパスしてバタバタとショップでお土産を買い、みなさんへの挨拶もそこそこにココファームを後にしたのでした。
造り手さんの話を直に聞くと、ワインに対する愛情が半端ないことがよくわかる。自然とボクたち飲む側も、それを意識して味わうようになり、そういう意味でも今回はいい経験ができたな。さて次は秋の収穫祭に行くとしよう。