読書感想(186)「ビブリア古書堂の事件手帖〈5〉◆三上延」 | アルジャーノンにシャンパンを

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どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ビブリア古書堂の事件手帖〈5〉

三上延著

メディアワークス文庫

2018.8.7読了

☆☆☆☆

このシリーズ、登場人物のちょっとしたセリフや行動が謎解きの重要なファクターになってたりする。だから軽く読み飛ばしたりしてたら、そのシーンを探してページを何度も後戻りすることになるんだよね。今回の題材は
・リチャード ブローティガン「愛のゆくえ

・「彷書月刊」

・手塚治虫「ブラックジャック」

・寺山修司「われに五月を」

ブラックジャック以外は馴染み無いなぁ。それぞれの本にかかわる謎解きをしながら、通奏低音的に栞子さんと大輔くんの関係も徐々に進展していく。ところで、プロローグとエピローグの日にちのズレがどうしても理解できないんだけど、分かる人いたら誰か教えて(笑)。