ビブリア古書堂の事件手帖〈5〉
三上延著
メディアワークス文庫
2018.8.7読了
☆☆☆☆
このシリーズ、登場人物のちょっとしたセリフや行動が謎解きの重要なファクターになってたりする。だから軽く読み飛ばしたりしてたら、そのシーンを探してページを何度も後戻りすることになるんだよね。今回の題材は
・リチャード ブローティガン「愛のゆくえ」
・「彷書月刊」
・手塚治虫「ブラックジャック」
・寺山修司「われに五月を」
ブラックジャック以外は馴染み無いなぁ。それぞれの本にかかわる謎解きをしながら、通奏低音的に栞子さんと大輔くんの関係も徐々に進展していく。ところで、プロローグとエピローグの日にちのズレがどうしても理解できないんだけど、分かる人いたら誰か教えて(笑)。