読書感想(176)「アキラとあきら◆池井戸潤」 アキラとあきら 池井戸潤著 徳間文庫 2018.5.24読了 ☆☆☆☆☆ 同い年だが、生まれも育った環境も両極端の“アキラとあきら”。2人が同じ銀行に入行し、抜群に優秀な銀行マンとしてスタートを切ったところから、本作品は俄然面白くなる。どんどん悪化する状況に、知恵を絞って解決策を探り、驚くべき結末に導く。さらに、登場人物の絶妙な配置もエッセンスとなっていて、文句なく楽しめる金融エンターテイメント小説です。