【9月1日(金)】
7月に開催されたカルロッタさんとコナミさんの、料理とワインのマリアージュ対決。その時の料理をもう一度食べたいということで、無理をお願いして再現してもらいました。わがままに快く?(笑)応えてくれたシェフ、ありがとうございました。
シャンパンはLanson。淡いムースとの濃度のバランスがいいです。
カルロッタ名物の前菜10種盛り。
まじめに列記すると(笑)、左上から時計回りに
・ヨコワマグロのグリッリアーレ
・栗えびすカボチャのムースとバルサミコソース
・山口県産ハモのフリット
・シャドークィーンのフリッタータ
・タプナードをのせたクロスティーニ
・イタリアメロンと薄く切ったラルド
・タコのアッポガーレ
・瀬戸内海産トリ貝のカリアリ風
・瀬戸もみじ豚とイチヂクのパテ
・ブロードで風味付けした冬瓜と地ウニ
すごいでしょ。これだけでディナー終了してもいいくらいの満足感です(笑)。
次もシャンパンでG.H. MUMMのCUVEE R.LALOU 2002。多彩な前菜を守備範囲の広さでカバーして、これもいい選択でした。
3本目はイタリアの白。
Menhir Salento Pass O
柑橘系の香り強く、辛口なのに蜜のような甘さも感じる、これだけで飲んでも美味しいワインです。
そしてマリアージュ対決のとき大絶賛だったパスタ。
瀬戸内海産サザエとヒトエグサのリングイネ フィニ 鰹の香り
ヒトエグサ(青海苔です)の風味とサザエで、磯の雰囲気抜群。やっぱりこれは美味しいねぇ。
PEWSEY VALE EDEN VALLEY 2014
軽い石油香にフレッシュなフルーツやハーブの香り。前出のイタリアの白と、どちらがパスタに合うかは意見の分かれるところだけれど、ボクはこのリースリングとのマリアージュは気に入ったな。
Cote de Nuits Villages 1997
丹波篠山産本州鹿フィレ肉のインボルティーニ
広島県産ベリーのソースとフレッシュマッシュルーム
ジビエの個性をタンニンにぶつけるのではなく、ワインの果実味へアプローチする手段としては、このベリーのソースは大正解です。そこそこ年取ってるが、まだまだ元気。
トリュフの薫りとバルバレスコの相性は、すばらしいのひと言。デザートにこれを合せる発想は・・・さすがです。
マリアージュ対決の再現どころか、さらにそれを上回る料理とワインで、すばらしいディナーを楽しむことができました。
こんな経験をすると、またシェフに無理をお願いしたくなるなぁ(笑)。