インフェルノ
ダン・ブラウン著
越前敏弥訳
角川文庫
2017.4.8読了
☆☆☆☆☆
ヒット作“ダヴィンチ・コード”から始まるこのロバート・ラングドン物は、どれも最高に面白いエンターテイメントノベルだと思うけど、舞台が欧米の街の美術館や教会だったりでイマイチ臨場感が無いのと、テーマが宗教に絡むことが多く、ボクが理解できてない奥深さがあるんじゃないか?という疑問もあって、今までは星4つ止まりでした。
しかし本作品は、その宗教色が薄いのと(謎解きには絡んでいるが)、人類の危機に立向う主人公たちの2転3転する展開、そして思いもよらない結末で、なかなか楽しませてもらったので星5つ進呈。ちなみに、グーグルアースを使いながら読むと臨場感も抜群。このやりかた、お勧めです(笑)。