読書感想(61)「ロスト・シンボル◆ダン・ブラウン」 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ロスト・シンボル

ダン・ブラウン著

越前敏弥訳

角川文庫

2013.6.29読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを

あのダヴィンチ・コードを読んでから、著者のシリーズは全てフォローしてます。

本作も他の作品と同じように宗教と科学が混ざったストーリーで、実在する施設や団体、人物などが登場してて、どこまでがノンフィクションでどこからがフィクションなのかハッキリしない、あいまいな臨場感は健在です(笑)。

間一髪で危機をすり抜ける主人公、誰が味方で誰が敵か二転三転する展開はスリリングで、次へ次へとテンポ良く読めます。ただ、フリーメイソンや聖書にまつわるエピソードなどは、ボクにとってはあまり身近とはいえず、このあたりは本国の人が読むのとはインパクトが違うんでしょうね。しかしそんなことは補って余りある、スケールの大きな物語は読み応え十分ですよ。