この日は24節気の24番目、大寒です。次は立春ですがそんな気配は全くなく、晴れて北西の風が強いという典型的な冬型の天気。朝からびゅ~びゅ~風が吹いてて、一瞬このまま引き籠ろうかと思ってしまいました(笑)。
今年の走り初め
のときパンクしてチューブ交換したのに、その2日後、部屋に置いていて勝手にまたパンクした(なんでだろ?)ので、朝からチューブ交換なんかしてて、出発したのは11時頃。遅っ。
山はまだ雪がたっぷりだろうし、どこに行っても向い風の洗礼からは逃れられそうにないので、覚悟を決めて渡良瀬遊水地に行くことにしました。
いつものコースで南下して遊水池まで行き、藤岡ふれあいスポーツセンターのところから土手を下りて遊水池の中の道に入ります。
テニスコートの横を抜けると周りは枯れた葦の草原です。このあたりまでは追い風で快適走行。追い風だと実際どれくらい吹いてるか実感できないから、あとのことを考えずどんどん行っちゃいます(笑)。
第3水門通過。ここからはまた土手の上に出て 、巴波川(うづまがわ)沿いを走ります。
さすがに土手の上は風が強い。しかも途中からはモロに横風を受ける方向になり、体は風上に傾いたまま、とても真直ぐ走れません。
広~い遊水池は周りに遮るものなんて何にもなくて、文字どおり吹きっさらし。天気はいいけど風が冷たい・・・。
遠くには、この日も男体山と日光連山がよく見えてました。
あまりに横風が強くこのまま走るのは危険と判断して、巴波川の遡上は途中で中止。対岸に渡って思川のほうへ向かいます。こちらはまた追い風になって楽チン走行。あっという間に思川です。
松原大橋を渡ったところを左折し、遊水池の中の道に戻ろうとしたら・・・
さすがにこれでは走れないので、遊水池内の走行はあきらめ国道4号⇒県道261号で迂回することに。三国橋を渡ったところで遊水池のサイクリングロードに戻りました。ちなみにこの三国橋、下野国(栃木)下総国(茨城)武蔵国(埼玉)の3国に跨るためこの名前になってます。
ここからは土手上の走行。ほぼ真向いの風が強烈で、なかなかいいトレーニングになります(なんて、このときはまだ余裕こいてたのだが・・・)。
途中でまた土手下に降りて谷中湖を半周するルートで走ります。このときも横風が強くて、自転車を立て掛けるのに苦労しました。
おそらくブローでは10m/s以上の風が吹いてたので、ウインドサーフィンが数艇カッ飛んでました。風か良くて波が無い、スピードセーリングには最適のロケーションですね。
遊水池の中にある展望台でちょっと休憩。
東には筑波山が見えたけど、南の富士山はこの日霞んでいて見えませんでした。
このまま遊水池の中を通って、途中からサイクリングロードに出て、来た道を戻って佐野に帰れば、まぁ普通のポタリングだったんだけど、この日はここからが本番でした(笑)。
少し走り足りないのとまだ時間もあったので、遊水池を出たあとそのまま渡良瀬のサイクリングロードを遡って、館林市の渡良瀬大橋まで行って佐野に帰ることに。
しかしこれが強烈な、どころかとんでもない向かい風。午後になってますます風力が増してるのは明らか。サイクリングロードなのに走ってる自転車は1台もなく、板倉滑空場のグライダーも全て格納されて今日はお休み、というくらいの風です。
途中、工事中のところを迂回するため田んぼの中の道に降ろされたときは一息つけたけど、再びサイクリングロードに戻ってからはさらに過酷な状況が・・・。
最初は20km/h以上はキープが15km/h以上キープになり、最後はコンスタントに15km/h以下をキープする状況になってしまった(笑)。これ、真剣に踏んでてですよ!。そして東武佐野線を渡る少し手前でついに出ました。平地走行での過去最低速度(笑)12.6km/h!。
速度もギヤ比もケイデンスも心拍も、全てヒルクライムやってるときと同じレベル。いゃ~覚悟はしていたものの、ここまでとは思いませんでした。関東のカラッ風、恐るべしです。
遊水池を出てからたかだか10kmちょっとの走行だったけど、いい練習になりました。ふぅ~、疲れた。
本日の記録。
走行距離 55.4km
走行時間 2h35m
最高-平均速度 43.0-21.5km/h
最高-平均心拍数 179-150bpm
最高-平均ケイデンス 104-76rpm
消費カロリー 1859kcal
本日のルート。
[ルートラボ]
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=185f8b5bd449f94f40605079b1050ab9
[Ride with GPS]
https://ridewithgps.com/trips/45403955?privacy_code=RqxzllPBBFYbaTyo