読書感想(47)「ギャングスター・レッスン◆垣根涼介」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ギャングスター・レッスン

垣根涼介著

徳間文庫

2012.10.28読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを


ヒートアイランドの主人公アキが、ストリートギャングのヘッドからプロの窃盗団のメンバーへステップアップ?していく過程を描いたもの。窃盗団といっても、裏金や不法な金だけを狙う集団で、悪人という印象は薄い。車のチューンナップ、拳銃の調達や射撃訓練など、著者が得意分野でブイブイ言わせてます(笑)。でも、前作もそうだけど1人称がころころ変わるので、ちゃんと読んでかないと途中で誰のセリフかわからなくなります。わざとこんな書き方してるのかな?。後半にちょっとしたヤマはあるけど、基本的には続編へのイニシエーション的作品という感じ。



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