読書感想(46)「ヒートアイランド◆垣根涼介」 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ヒートアイランド

垣根涼介著

文春文庫

2012.10.23読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを


クレバーなリーダーを持つストリートギャングとそこを縄張りとするヤクザ、それらにプロの窃盗グループが加わって三つ巴の争いが展開する。暴力や血生臭いシーンもあるけど、それぞれが追い詰められた状況でどう考え行動して難局を切り抜けるか、スピードと緊張感のある展開で一気に読めます。

チューンドカーの記述がやたら詳しいのは、著者の他の作品にも共通するところ。著者の趣味がバレバレですが、好きな人にとってはこのあたりも高ポイントの理由になるんでしょうね。

 



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