うどん県出身のボクだけど、じつは蕎麦も大好きなんです(笑)。そしてボクの住んでる佐野市あたりは知る人ぞ知る蕎麦どころ。この日もおいしい蕎麦を食べてきたよ。
市内から北に向かい、広大な採石場の中を通り、峠を越えてさらに奥にある山あいの集落が出流地区(住所は栃木市です)。こんなところに蕎麦屋なんかあるんかいな、というロケーションですが、水がいいこのあたりは何軒もの蕎麦屋が集まってます。
そしてその中でも最も名の通った「いづるや」。
こんな山の中のお店なのに30分以上待たされました。みなさん美味しいところはよく知ってますな(笑)。
まずは舞茸の天ぷら。地元で採れた舞茸なんでしょう、肉厚でなかなか食べ応えありました。
そしていよいよ蕎麦です。
5人で1升2合。大きなざる2枚に分けて出されました。
やや濃い色の二八蕎麦。
細めの蕎麦なのにしっかりしたコシがあります。讃岐うどんで育てられたボクとしてはこの歯ごたえは高ポイント。さらにつるっとした舌触りで喉越しはとても滑らか。香りも高くてすばらしいお蕎麦です。地元で収穫された蕎麦を自家製粉し、松の薪を使って茹でる。挽きたて、打ちたて、茹でたての蕎麦はホントに美味しいですね。
栃木に来てから美味しいお蕎麦屋さんには何軒か行ったけど、間違いなくトップクラスの美味しさでした。そろそろ新蕎麦の季節。近いうちに新蕎麦食べに来るとしよう。
そうそう、店内の壁には達磨の高橋邦弘さんの色紙がありましたよ。