少し前の週末、東京出張に引っ掛けてmywifeが佐野に遊びにきました。
そしてやっぱりこの近辺で行きたいところとなるとココファームワイナリー。電車とバスを乗り継いで行ってきましたよ~。
この日はすばらしい秋晴れ。暑くもなく寒くもない、絶好のプチ旅行日和です。
しかし、1時間に1~2本しかないJR両毛線、さらに輪をかけて本数の少ない路線バス、公共交通機関では極めて行きにくいとこだなぁ。
JR足利駅まで来たけれど、バスの時間までかなりあるので市内を散策することに。まずは歩いて10分くらいのところにある、日本最古の学校、足利学校に入学しました(笑)。
広い敷地には、当時の建物や庭園がきちんと手入れされて保存されてます。
これは当時教室として使われていたもので、今でも定期的に論語の素読が行われてるそうです。
これは「宥座之器(ゆうざのき)」というもの。
空のときは傾いている器に、柄杓で水を入れていくとだんだん立ってきます。そして適量になるとまっすぐになる。しかしそれ以上入れるとひっくり返って、水が全部こぼれてしまう。「いっぱい満ちて覆らないものはない」と慢心や無理を戒めた孔子の教えを再現したものです。勉強になりますね。
足利学校を卒業したあとは歩いて渡良瀬川の土手まで行き、遠くに渡良瀬橋を確認して駅まで戻るとちょうどバスの時間になってました。
駅からバスで20分、さらにそこから田んぼの中の道を歩いて20分。やっとたどり着きました、ココファームワイナリー。
ちょうど昼過ぎということもあり店内は混みあってたけど、タイミング良く試飲してる人は誰もいない。迷わず試飲カウンターに直行です(笑)。
20種類近いワインの中から、好きなのを5種類選んで試飲させてくれます。これで500円だからとても良心的ですね。
左からMV BRUT、足利呱呱和飲、こころぜ、風のルージュ、陽はまた昇る。
MV BRUT:力強い泡でシャキッとした感じのスパークリング。
足利呱呱和飲:フルーティでフレッシュな白。個人的には農民ドライのほうが好き。
こころぜ:香り、味ともバランスよく上品なロゼ。なかなか良かったです。
風のルージュ:ツヴァイゲルトレーベという品種の赤。ちょっとフレッシュだけど酸味と渋みのバランスが良い。
陽はまた昇る:タナという品種が主体。タンニン豊富でかなり力強い。
ワインの説明をしてくれた女性の方といろいろ話してると、最後にこんなワインも出してくれました(しかも無料で!)。
MAGNUM AUBADE
メルロー主体で15年間熟成させたマグナムボトル。
これ、美味しかったです!。上品に年を重ねて色も香りも美しい。1本買って広島に送ったので、何かの機会にみんなで飲みたいですね。
で、やっと試飲が終ってランチタイムです。
抜群の天気だったので、もちろんテラスのテーブルで。
まずはチーズの盛り合わせと
これはボクのマグナムオーバードの白。あまり個性的ではなく、普通に美味しい。
mywifeはオークバレルの白。こちらは樽香が効いてかなりしっかりした感じ。
ランチプレート。あれこれ乗ってる料理は野菜が多く、ワイン飲みながらつまむには最高です。このあとワインは一期一会と農民ロッソを追加。
快晴の元、ワイナリーでブドウ畑の緑を見ながら、ゆっくりワインと料理を楽しむ。いい休日だなぁ~。
ランチを堪能したあとは、ウチ飲み用ワインを調達したりしてからココファームを出ました。
ぶらぶら歩いてバス停まで行ったら、意外に早く着いてバスが来るまでかなり時間がある。そこで、散歩するには最高の天気だし、酔った勢いもあって(笑)足利駅まで歩くことにしてしまいました。これが思ってたより遠くて、最後はJRの時間ギリギリになって結構ハードなウォーキングになってしまった。まぁ、摂取したカロリーを消費するにはちょうどよかったかもね。
ともあれ、こんな感じでとっても楽しいココファームへのプチ旅行でしたよ~。