来月の乗鞍ヒルクライムレースに向けてのトレーニングということで、この日は富士スバルラインを走ることにしてました。
麓から5合目まで距離は約24km、標高差約1250mのヒルクライムです。
会社からの参加はNMくん、NJくん、Tくんとボク。そのほかNMくんらが所属してるチームからの参加者も含めて10名程度が集合するとのこと。ボクも自転車で富士山に登れるというので楽しみにしてました。
午前5時少し前に予定通りNMくんがボクのアパートに来て、ボクの車で出発しました。
途中のコンビニで朝食などを調達して、佐野田沼ICから北関東自動車道に乗ります。本線に合流して加速していると、ギヤがトップにスムーズに切り替わらず、なんかギクシャクした動きに。ん?なんだなんだ???と言ってるうちに、ちゃんとトップギヤに入りいつもどおり走り始めました。ミッションの調子が悪いのか?。
ちょっと心配だけどその後は快調で、ガラガラの高速をオートクルーズをかけて快適に走ります。順調にいけば、7時半ころには目的地に着く予定。
足利~太田~伊勢崎と快調に走り、前橋が近くなって多少混雑してきたので減速し始めたとき、急にジャーという音が多分ミッションあたりからし始めました。しかもどんどん音が大きくなる。とりあえずハザードを点けて減速します。このときメーターパネルのインジケーターは特に異常なし。ミラーで後方を見ても煙は出ていない。でもこのまま走るのは無理なので、とりあえず路肩に止めようと左に寄っていたら、突然エンジンがパタッと止まってしまいました。なんだなんだ?。
前を見ると、ちょうど前橋南ICの出口になってたので、そのまま惰性で走行してICのほうへ降りて行き、ゲート手前の駐車スペースに停車しました。
ボンネットを開けるとエンジンのヘッドから白い煙が出て、オイルの焼けるに臭いが・・・完全にオーバーヒートです(泣)。直前まで水温は正常だったんだけどなぁ。
とりあえずこんな時のJAF頼み、SOSを発信して救助を待ちます。
その間、NMくんに、別便で移動しているNJくんTくんコンビに連絡を取ってもらい、こちらの事情を説明して本日の練習はパスする旨伝えてもらいます。せっかくの富士山だったのに残念。NMくんには申し訳ないことをしました(泣)。
40分くらいでJAFの隊員到着。いろいろチェックしてもらったけど、やっぱりオーバーヒートでここでの処置は不可能とのこと。エンジンがかからないどころか、セルも回らない。
しかたなく、主治医のいる佐野の整備工場までキャリアカーで運ぶことに。
約60kmのレッカー代は保険で何とかカバーできたけど、今回はなかなか重症だぞ。いつまで入院することになるのやら。というより退院はできるのか???。
こういうわけで、富士山ヒルクライムには参加できませんでした(泣)。
ボクの場合、富士山に登れるかどうかより、富士山まで行けるかどうかのほうが課題のようです(笑)。
この日走るはずだったコース。
[ルートラボ]
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6c2483c636b1d78b20d09c1279de0cb9
[Ride with GPS]
https://ridewithgps.com/trips/45644704?privacy_code=zNJFjpYuaeinTb89