仕事絡みの外食は結構あるけど、プライベートの外飲みは久しぶりかも。
この日は週の半ばだけど、ちょっとワインが飲みたくなり駅方面に出動しました。
まず向ったのは駅前ダイニングさら。
佐野駅付近では最も垢抜けたエントランスです(笑)。
まずはエビスの生とお通しのガスパッチョ。このガスパッチョ、サルサソースっぽい味でメキシカンみたい。グラスごとしっかり冷やされてて美味しかったです。
本日のおすすめ、野菜の煮浸し。といっても和風ではなく、ビネガーがしっかり効いたイタリアンっぽいもの。野菜はナス、ズッキーニ、グリーンアスパラ、ししとう、ミョウガにトマト。薬味もいろいろ入ってて、風味もいいです。梅雨時にはピッタリって感じのひと品ですね。
TOURAINE SAUVIGNON 2010
ソービニヨンブラン100%
柑橘系の香りで味は薄く爽やか。よく冷えてるけど、このワインにはこれくらいがいいね。酸味のある野菜の煮浸しとの相性はバッチリです。
カウンターの前のガラスケースを見てると、立派なイワシが1匹残ってました。聞くとオイルサーディンとのこと。早速いただきました。
実はオイルサーディンは缶詰以外食べたことなかったんだけど、ちゃんと作ったというか、作りたてのオイルサーディンってこんなに美味しいものなんですね。缶詰とは全然別物。まぁイワシが立派というのもあるんだろうけど、これが食べれただけで今日ここに来た価値がありました。
2杯目はシャルドネが飲みたかったんだけど、あいにくグラスで出せるのがないとのことで、代わりにリクエストに近いものをチョイスしてもらいました。
1杯目と同じトゥレーヌのワインらしいけど、雰囲気は全く違って酸味は少なく味も香りも芳醇。どちらかと言えばもっと南の暖かい地方のワインみたい。セラーの温度でサーブしてくれたけど、これにはそれくらいがいいです。このあたり、ちゃんとソムリエールさんがいる店は違うね。
しばらくぶりに行った“さら”だけど、なかなか良かったです。来月にはフランスからいろいろワインが入荷するらしく、泡も含めて5~6種類はグラスで提供したいとのこと。ますます楽しみですね。
さて、せっかく飲みに出たのでもう1軒、ワインバー・カーニバル。“さら”からは歩いて1~2分です。
まずはチリのスパークリングを。
Valdiviezo Brut
柑橘系の果物の風味にアーモンドのような香りがあって、なかなか上質な感じですね。
自家製ピクルスの盛り合せ。キュウリ、ニンジン、パプリカなど。
Colli Pergjini Grechetto 2010
産地はウンブリア州、グレケット種100%。
爽やかで絞まった感じのワインだったけど、温度が少し高くなってからのほうがボリュームが増して美味しかったかな。
そしてこのお店名物の(勝手にそう思ってる)パスタ。
この日はパルミジャーノたっぷりのカルボナーラにしました。
このカルボナーラ、生クリームは使わずに卵だけで仕上げてるんだって。良質の卵の味がしっかりして、さらにパンチェッタの塩味も絶妙で素晴らしいカルボナーラです。ヘタなイタリアレストランより美味しいぞ!。
大満足の夕食ですっかり酔っぱらって、この後フラフラと歩いて家まで帰りました。帰ってまたチビチビ飲みながら文庫本なんか読んでたんだけど、翌朝起きてみると昨夜読んだところのストーリーを全く覚えてない!。こんな感じで、最近文庫本の同じページを行ったり来たりしてます(笑)。