読書感想(30)「聖女の救済◆東野圭吾」聖女の救済 東野圭吾著 文春文庫 2012.5.20読了 ☆☆☆☆ 天才物理学者ガリレオシリーズの第5弾だけど、それまでの作品に比べて科学的トリックのウェイトは低いかな。といっても、ガリレオ先生の理詰めの展開は相変わらず素晴らしく、期待は裏切られません。でも今回はそれ以上に真相の意外さが際立っていて、そちらのほうが楽しめます。東野トリック、今回はそう来たか!って感じですね。 それと、前回から登場の新米女性刑事内海薫、なかなか魅力的な女性だと思います。