広島に帰ってきたら必ず行きたいお店のひとつル・ココ。帰省した次の日に早速行ってきました。
この日は女性4名、男性2名の計6名で奥のテーブルを占拠しました。
MICHEL ARNOULD&FILS
ピノノワール100%。泡、酸ともちょっと強めだけど全体的にはまろやかな感じ。シャキッとしたタイプじゃないですね。
アミューズはホタルイカのムース。生うにもたっぷり入ってて冷たくてトロッとしてます。木の芽の香りがアクセントになって美味しいです。
白ワイン1本目はRちゃん持ち込みのブルゴーニュ。
Chassagne-Montrache 2008
Philippe BRENOT
シャサーニュ・モンラッシェらしくミネラル豊富。果実の香りもしっかりしてバランスいいですね。
2品目はニジマスのコンフィ。スライスしたマッシュルームに挟まれたニジマス、たっぷりの香草とグリーアスパラ、さっぱりと美味しくいただきました。北海道産仔羊のロースト。クスクスがたっぷり入ったスープ仕立てです。
この日持ち込んだワインは、どれも事前にお店に持って行ってたので、メニューや抜栓するタイミングはシェフとソムリエールさんにお任せ。
この料理もワインに合わせてアレンジしてくれた感じでした。
次はNちゃん持ち込みのムルソー。
MEURSAULT PORUSOTS 2002
Francois Mikulski
これはボクの大好きなワインのひとつ。でもこのビンテージは初めてです。この年代のは、今の透明なエチケットと異なるのね。
期待を裏切らない美味しさ!。10年選手なのにまだまだ力強さがあり、5年先10年先でも楽しめそうな感じ。
Nちゃん、美味しいワインをありがとね!。
この日のシーフードはオマールエビでした。
スライスしたカリフラワーやセロリラブなんかも入ってて、食感に工夫があります。
オマールってこんなに美味しかったんだ、というくらい素晴らしいひと品でした。
アーモンドでできた殻に包まれたフォアグラ。シナモンの香りがしてホントお菓子みたい。
そして、中にはトロトロに溶けたフォアグラが。赤ワインのソースがこれまた良く合ってます。
そしてこの料理に合わせたのは、我が家持込みのチリの赤ワイン。
Almaviva 2009
色も味も濃厚、赤や黒い果実の香り、タンニンはほどほどで舌触りは滑らか。
チリワインにこの値段か?という感じでしたが、その価値は充分ありましたよ。
じっくりローストして余分な脂を落とし、絶妙なレアに仕上げられてます。
だから脂身も美味しい。美味しい豚肉って、甘みを感じるんですよね。
付け合せのタケノコがちょっとだけ季節を演出してました。
大岡弘武さんが造ったコート・デュ・ローヌのシラーです。ちょっと硬かったのでデキャンタージュしてもらいましたが・・・案の定このあたりになると記憶があいまいで・・・スイマセン。
デザートはイチゴとルバーブに2種類のアイス。紅茶のアイスが美味しかったです。そして最後はコーヒーかと思いきや、なぜかワインをもう1本開けるハメに(笑)。
DOMAINE des THERMES ROMAINS
Vin D’ALSACE 2003
そういえば、シェフが近々アルザスに旅行するとかで、それならアルザスの甘めのワインを飲みたい・・・という流れだったような。たしかに甘い香りの美味しいリースリングでした。
というわけで、この日も楽しい仲間たちと美味しいワインと料理を堪能できて最高でした。
みなさんありがとうございました!。