ワインパーティー@my home | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

久しぶりに我が家でワインパーティーを開催しました。


参加したのは女性5名男性3名の計8名。我が家の収容キャパ一杯です。

この日はワインは各自1本持参、料理は参加の男性の方がフルコースで腕を振るってくれるという何とも贅沢な企画。

mywifeはアミューズ、ボクはおつまみ燻製担当で一応働きましたよ(笑)。


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テーブルセッティングはこんな感じ。


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ちょうどひな祭りの日だったので、スタートは白酒で。

めちゃ甘、ドロっとしててめちゃ濃い、でもアルコール度数はそこそこあり。

スーパーのお菓子売り場で買ったにしてはちゃんとしたお酒でした(笑)。



そしてパーティーの始まり~。

乾杯はもちろんシャンパーニュです。


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我が家提供のLOUIS ROEDERERのマグナムボトル。

このシャンパーニュは好きでときどき飲むけど、マグナムは初めてです。


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きれいなシャンパンゴールドに繊細な泡。

いいシャンパンはゆっくり飲んでも充分味わえるんですよね(ボクのグラスはあっという間に蒸発してましたが・・・)。



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おつまみ燻製第1弾はミックスナッツと枝付レーズン。

いつもより軽めの燻香で、シャンパン飲みながらつまむにはちょうどいい出来でした。


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mywifeのアミューズ3点盛り。

左からマスカルポーネのブルーベリー合えマスタード風味、シャンパンに合わせたきんかんとトマト、クリームチーズのズッキーニ巻き明太子とミモレット添え、だそうです。組合せの意外さと華やかなビジュアルで高得点か?。

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そしてコース料理の1品目は天然ぶりのカルパッチョ。

とろけるようなぶりの身をシャンパンビネガーの上品な酸味が包んで、さらにペッパーがアクセントになってて美味しいですね~。ぶり大好きのボクは、この時点で既にほっぺたが落ちてます(笑)。


このカルパッチョに合せたのはニュージーランドのシャルドネ。

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RIMU GROVE 2007

これを持ってこられたO夫妻とは以前ニュージーランドの話で盛り上がったことがあり、それでこのワインをチョイスしてきてくれました。

思ったより味も香りもしっかりしてて、ぶりと絶妙のコンビネーションでしたね。


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次の料理を準備している間に燻製第2弾。

魚介系の盛り合せで、ホタルイカ、ホタテ、子持ちししゃも、たらこ。ホタルイカはプリッとして、ししゃもはしっとりと火の通り具合は絶妙。直前にすりおろした生わさびをちょっとつけて食べると最高です!。

みんなにも喜んで食べてもらえてよかった~。


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コース料理2品目はホワイトアスパラガスと生ハムのガレット。

蕎麦の入った生地、中には立派なアスパラと溶けたグリュイエールチーズ。真ん中にはポーチドエッグが座ってます。

躊躇わずに卵を潰して取り分けていただきました。このアスパラ美味しかったですね~。


そして次に開けたのはブルゴーニュの白。
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Meursault 2009

Franqois Mikurski

これ、ボクの好きな作り手さんなんだけど、今回参加の女性がそれを知っててわざわざ持ってきてくれました。嬉し~い!。なのにこんな写真しかなくてすいません・・・。

ミネラルが豊富で微かに土のような香りがするムルソーらしさもあるけど、酸味もしっかりしてて若さも感じます。ビンテージのせいかな?。そしてこれがまたガレットにバッチリ合ってるんですよね~。

誰が何のワインを持ってくるか、シェフが今日何を作るかなんて誰も調整してないのに、こうもピッタリはまるもんですかね。


さらにガレットもう一皿。
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菜の花ガレット。うすいえんどうなんかも入っていて春を感じます。こういう季節感のある料理っていいですね。特に春は。


このあたりからワインもどんどん加速します(笑)。

次はアルザスのリースリング。
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MARC TEMPE 2002

これも以前飲んで美味しかった、ボクの大好きなワインです。相変わらず美味しい・・・。

今日は好みのワインが飲めて幸せだな~。


そしてこれも季節を感じさせる魚料理。
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のどぐろのフュメ 春キャベツのピュレ

グリーンの農吉キャベツは緑の香りがしてホントに春らしい。紫のトレビスはシャンパンピネガー効いててシャキッとした味。その間に香ばしくローストされたのどぐろがサンドされてます。この香りと味とビジュアルの演出、シェフ(といっても本業ではない)、あなたはいったい何者なのだ(笑)。


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ポルチーニ茸と舞茸のパスタ

キノコの香りがすばらしく、それを邪魔しない絶妙のソース。香りを大切にする、というシェフの姿勢がよくわかります。

しかしパスタなんか火加減難しいのに、慣れないキッチンでよくこんなに上手にできるもんだなぁ。やっぱり弘法は筆を選ばないのね。


赤の1本目はブルゴーニュ。

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GEVREY-CHAMBERTIN 2002

CAMUS PERE&FILS

きれいに熟成した味と香りでこれも美味しいワインですね。こんな正統派ブルゴーニュって感じのワイン、ボクは好きです。

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燻製第3弾はソーセージ~。

どちらも無塩のシンプルな生ソーセージがベースなので燻香がしっかり主張して、これぞ燻製!って感じです。ウイスキーオークのチップが、きつくなり過ぎずちょうどよかったみたい。

細いほうは脂分が多くてしっとりと、太いほうは脂分ほとんどなくさっぱりした食感でした(って、細いほうしか写ってないか・笑)。



さて、この辺りからボクの記憶がだんだん怪しくなってきます。

写真もちゃんと撮ってないし、開けたワインの順番もいまいち自信がないなぁ。

次はこのイタリアの赤だったかな?。

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DONNA LISA ROSSO 2002

うおっ!強烈なダンボール臭!。久々大当たり~のブショネでした。サランラップを突っ込んでみたりと救済処置を施してみるもまったく効果なし。

しかたなく瀬戸内海に放流することになりました(泣)。

まぁ、たまにはこんなのがあるのもワインの楽しみのひとつですね。しかしいいワインなのにもったいないなぁ。


気を取り直して次はボルドー。
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CHATEAU CAMENSAC 2001

今日のワインは本当にどれも美味しい(かわいそうなブショネを除いたらね)。まぁ、このメンバーが選んでくるんだから当然といえば当然か(笑)。このカマンサックもメインディッシュと最高のコンビネーションでした。

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そしてメインディッシュは近江牛の赤ワイン煮込み。

シェフが1週間前から仕込んだというだけあって、とても我が家のキッチンから出てきたとは思えない(笑)美味しさです。柔らかくて味が凝縮されてて、口に入れるとそのまま溶けてしまいそう。

付け合せのペコロスはわかるにしても、里芋という発想がおもしろいね。


最後に開けたのは三次ワイナリーのTOMOE。
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小公子という日本古来の黒ぶどうを使ったワイン。

色も味も濃厚で滑らか。丁寧に作られたワインだな~という印象です。でも、なんとなくわかる、あの三次ワインの雰囲気も持ち合わせていますね。

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デザートはさっぱりと紅はっさくのベイクドチーズケーキ。

いや~、シェフお疲れ様でした。これだけの料理を8人分、慣れないキッチンで1人で仕上げるとは・・・しかもどの料理もレベルがすこぶる高い。相変わらずすばらしいテクニックです。


そして、これら以外にも、

・もうそろそろ食べ納めになるドリアンのミッシュ

・羽田空港で買ったジュノエスクベーグルのベーグルラスク

・mywifeが即席で作った椎茸のブルーチーズ乗っけ焼き

・ハート形シェーブルに蜂蜜クルミを挟んだおつまみデザート

なども供されましたが証拠写真が残っておりません。文字だけで想像してね(笑)。


6時前から始まったパーティーも、気がつくと日付が変わる時間になってました。

楽しい時間はあっという間に過ぎますね~。


美味しい料理を作ってくれたシェフ、美味しいワインを持ってきてくれたみなさん、ほんとにありがとうございました。

おかげさまで、最高に楽しいパーティーになりました。


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みんなが帰ったあと、mywifeと2次会やろう!ということになり、懲りずにシチリアの白を開けて残った燻製なんかつまんでましたが、半分も飲まないうちに2人ともリビングで撃沈してました(笑)。

そりゃそうだわな。




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