読書感想(26)「飛行士たちの話◆ロアルト・ダール」 | アルジャーノンにシャンパンを

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どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

飛行士たちの話

ロアルト・ダール著

永井淳訳

ハヤカワ文庫

2012.2.28読了

☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを


戦闘機のパイロットを主人公とした短編10作を納めた作品です。

退屈なものやいまいち理解できない内容のものもあったけど、先に読んだ同じ著者の「あなたに似た人」よりはおもしろいのが多かったかな。中には感動的な作品も2~3編ありました。

著者自身が戦闘機のパイロットだったこともあり、飛行機を飛ばしているときの描写はディテールまで表現されてて上手いですね。

しかし時代は第2次世界大戦が始まる前のこと。あのころの飛行機はのんびり飛んでたんだなぁ、という印象です。



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