読書感想(11)「平成関東大震災◆福井晴敏」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

平成関東大震災

福井晴敏著

講談社文庫

2011.11.21読了

☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを


これ、美少女+美少年+テロリスト、といういつもの福井作品とは違います(笑)。

首都直下型大地震が発生したら都心はどうなるか、ということを膨大な情報と緻密な計算、さらに被災した人の心理状態までをデータにして行った詳細なシミュレーションです。悲惨な描写はあまりなく笑いと涙のエッセンスが盛り込まれていて、そのあたりは福井晴敏らしいですね。

国や自治体が発信している情報もたくさん掲載されてて、防災のガイドブックとしても充分使えそうです。


今度の休みに防災グッズの点検でもしておくかな・・・。




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