土曜日、仕事帰りにイタリア展をやってる三越へ。エノテカのバーカウンターでスパークリングを飲みながらスタッフの方と雑談していると、こちらも仕事帰りのmywife登場。
実はここで待ち合わせて食事に行く作戦でした(^O^)。
向かった先は幟町のフレンチレストラン、アテスエ。
某有名ホテルの料理長をされてた方が昨年オープンしたお店です。入るといちばん奥の庭の見えるテーブル席に案内してくれました。
初めての訪問ということもあり、今回はいちばんリーズナブルなコースに。
アミューズはラタトゥーユ。
mywifeはスパークリングを頼んでましたが、ボクはエノテカで既に飲んでいたのでロワールのソービニヨンブランを。
Touuraine Le Petiot
さわやかな酸味とフルーティーな香りで、最初に飲むにはいいですね。
前菜はシマアジのマリネ、里芋とアナゴのテリーヌ、フォアグラのソテーなど。
野菜の使い方がすばらしい。種類が豊富で細かい仕事がしてあって見た目も美しいです。里芋とアナゴ・・・でもちゃんとフレンチになってる。美味しいです。
サツマイモとリンゴとホタテのスープ、カプチーノ仕立て。
上品な甘さとホタテの風味のバランスが絶妙です。
そしてメイン。
mywifeは牛ほほ肉の赤ワイン煮を、ボクはイベリコ豚のステーキをオーダーしてシェアしたいと言ったら、こんなふうに盛りつけてくれました。
ラタトゥーユで防波堤を作ってソースが混ざらないようになってます。シェフ、わがまま言ってすいません(^_^;)。
ここでも野菜の扱いが丁寧ですね。単なる付け添えではなく、ちゃんと存在感があるのがいい。ほほ肉もイベリコ豚ももちろん美味しかったです。イベリコはやっぱり脂の旨さが別格ですね。
ワインはボルドーの赤、Chateau Croix Mouton。メルロー主体でしっかり滑らかベリー系の香り。品がよくて美味しいです。
このあと、デザート代りのチーズの盛り合わせで甘めのワインを飲んで終了。
シェフの実力からすると当然かもしれませんが、どの料理もすばらしいレベルでした。地元の食材を生かしたメニューや、野菜の種類の多さ、使い方等々・・・。どれも工夫を凝らし、丁寧に作られた料理だなという印象です。
強いて言えば、メインで魚料理のバリエーションがもう少しあればいいかな。
ところで、フロアを担当されてた女性の方、以前よく行ってたイタリアンレストランでスタッフをされてたそうで、ボクたちのことを覚えてくれてました。こういうのって嬉しいですよね。再訪の大きな動機になります。
で、いつもならこのまま家に帰ってシングルモルト・・・というパターンなんだけどこの日は違いました・・・。
このあとの楽しい展開についてはまた後日・・・(^O^)/。