10月10日、岡山国際サーキットで開催された 「天満屋カップサイクル耐久レース」に参加しました。
http://www.webtsc.com/event/cycle2011/cycle.html
このレースは2H、3H、5Hのそれぞれのクラスで、その時間内にコースを何周回したかを競います。今回ボクは3Hソロにエントリー。先週石鎚を一緒に走ったKZくんも3Hソロ、しまなみライドに参加したAOくんは2Hソロでレースデビューです。
当日朝の移動はちょっとキツイので、前日のうちに岡山まで来て市内で1泊。ここでちょっとしたハプニングが・・・。お金を下ろそうと岡山市内のコンビニ入ったところ、なんとキャッシュカードがない!。どうやら財布を替えたとき移し忘れたようです。その時点で手持ちは千数百円。
とりあえず、ホテルの支払いはクレジットカードで、コンビニの買出しはQUOカードで何とか乗り切ったけど、ちょっとだけ焦りました(^^ゞ。
そんな事情で夕食は1000円未満でさっさと済ませてホテルに帰り、持参していたこんなものを飲みながら小説を読んで秋の夜長を過ごしました。レース前夜の雰囲気じゃないなぁ。
さてレース当日。ちょっと早めの7時過ぎに会場に到着。少し遅れて到着したKZくんと駐車場で合流。先にピットの場所取りと受付を済ませて準備にかかります。
とはいえスタートまでにはまだまだ時間があるのでのんびりムード。バイクを組立て、ウエアにゼッケンを付けて、補給用のドリンクを作り、バカ話で大笑いして・・・そうこうしていると9時過ぎにAOくん到着。準備が整ったところで、スタート地点に向います。
スタートは3つのクラスが同時なので、スタートラインには700名近くが並ぶことになります。できるだけ前のほうをキープするため早めに行ったつもりが、もう50名くらい並んでいる。まぁしかたないので、ボクたちもウォームアップなし、緊張感なしのゆるゆる状態でスタートラインにつきました。
スタートはローリングスタート。スタートラインの少し手前からゆっくり走り出し、30秒後の号砲で正式スタート。一斉にダッシュがかかります。ボクもとりあえず前のほうにいたのでそのまま流されてペースアップ。大集団に紛れていると落車が怖いので、少し前方の安全なポジションをキープしながら走ります。しかしさすが先頭集団、ペースが速い。バックストレートでは50km/hオーバー。ろくにアップもしてないのでこれはキツイ。心拍数はいきなりレッドゾーンです。危険なアトウッドコーナーを慎重にラインを取ってクリアーするとあっというまにホームストレートへ。この時点ですでに先頭集団の最後尾付近でアップアップしてます。
ここのコースは1周3.7km、アップダウンは少なくコース幅も広い。ここを先頭集団は平均時速40km/hオーバー、ラップタイム5分台で爆走します。そんなペースに長く付いて行けるわけもなく、しばらくするとあっさりと戦線離脱、後続の集団に吸収されました。この意気地なし~。
しかし時間が経つにつれ周回遅れも出てきて、コース全体に選手が散らばった状態になり、爆走している先頭集団を除くと選手間の順位の上下がわからなくなります。こうなると変なプレッシャーもなくなり、がんばって集団に残るのではなく、自分より少し速いペースの人を見つけてその後ろに付いて引っ張ってもらう作戦に変更です。うまい具合に5Hクラスのゼッケンを付けた選手がいいペースで走っていたのでピッタリ後ろに。3Hの人が5Hの人に引いてもらうとは情けない話ですが、ここは心を鬼にして、ではなくプライドを捨てて利用させてもらいます。結局この選手にはかなり長い間引いてもらいましたが、その後少しペースの速い集団に追い抜かれるときボクはそちらに乗り移ってペースアップ。ところがしばらくするとその集団にも付いていけなくなりまたまたちぎれて・・・。
そんな根性のない走りをしながらスタートして40分ほど経ったとき、後方から先導のオートバイが飛ばしてきて、先頭集団が来るから左に寄れ!と。程なく50名はいると思われる大集団がカーボンホイールの出す独特の轟音を響かせながらあっという間に抜き去っていきました。そして、なんとその中にはKZくんがいるではないですか!。もともと平地のレースを得意とする彼、今日もなかなか快調のようです。
まぁ、その後は同じような展開が2時間あまり続き、誰かの後ろにくっついたりちぎれたり、AOくんをラップしたりKZくんにラップされたり。落車も何ヵ所かで発生してたみたいですが、幸いボクの近くではそのようなこともなく平和にレースが進んでいきます。
ところでこのコース、ホームストレートがわずかな登りになってるんですね。スピードに乗って颯爽と走り抜けるつもりで無理して踏むから、ファーストコーナーを曲がった後の登りがいつも辛くなる。さすがに残り1時間を切った頃からは脚に疲れが出てきて、ここの登りで明らかにペースダウンするように。とっておきのエネルギー(メイタンCCC)を補給して何とか持ちこたえます。
そしてラスト1周の合図。スパートをかけ、黄色いゼッケンを付けた同じクラスの人をターゲットにどんどん抜いていきます。もし同じ周回数だったら負けるのいやだもんね、とこの期に及んでちょっとだけ闘争心が。そしてフィニッシュラインを切る直前で最後の1人をかわしてゴール。最後だけスプリントレースみたいでした。
少し後にKZくんもフィニッシュ。先にレースを終えてたAOくんも無事完走です。
順位は28位(150名出走)。
今の実力からするとこんなもんかなとも思うし、もう少しがんばれたかなという気もする・・・ちょっと微妙です。ぎりぎりまで追い込んだ走りをしてなかったのも事実だし。
ちなみにKZくんは14位。立派です。
さぁ、明日は今シーズンの最終戦「中国サイクルグランプリ」。
結果はともかく、悔いのない走りをしたいですね!。