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化粧水や乳液などのスキンケア製品をはじめとして、化粧下地クリームやリキッドファンデーション等ベースメイク化粧品に頻繁に使用される、BG(ブチレングリコール)という原料があります。保湿剤としてはべたつかずサッパリしているため、乾燥肌対策の保湿剤とっして、とても人気が高い成分です。
このBGは本来は石油を化学合成して製造されるのですが、最近は植物由来の原料を、化学合成して製造されるBGもあるようです。最近イメージ戦略のため、「植物性BG」といったキャッチフレーズがよく聞かれますが、不純物さえ除去してしまえば、もともとの原料は関係ありません。同じものができます。
肌が比較的健康な方には、このBGはそれほど負担にはならないようです。しかし敏感肌やお肌が弱い方には、注意が必要です。接触性皮膚炎が、報告されています。同じ多値アルコールの保湿剤であるグリセリンの場合は、生体内で産生されるためか、グリセリンでは接触性皮膚炎はまず生じません。
過去の記事 でも書きましたが、最近は化学物質に強い方と弱い方の、二極化が進みつつあるようです。もしBGが配合された化粧品/コスメでかぶれたり肌ダメージを生じた場合は、BGをさけてみるのもひとつの方法でしょう。
ただ、化粧品メーカーによっては、キャリーオーバーとしての表示がなされない場合があります。なぜならBGは保湿剤の用途以外に、アルコール(エタノール)と同様に、植物エキスなどの溶剤(溶媒)として頻繁に使用されるからです。もしこれから購入されようとするコスメに「・・・エキス」と表示されている場合は、メーカーに確めてみられてはいかがでしょうか。。
(2012年6月4日付けココログ記事 より商業性をカットして転載)
(はてなブログ縮小版記事 )
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