またまた簡単に、そしてお値打ちに作れるパスタをお伝えしましょう。
今夜はきのこのクリームパスタです。まずは品目量から行きましょう。
*材料*(1人前)
パスタ:110g(100gでも構いません)、ベーコン:30g、舞茸:30g、ぶなしめじ:20g
しいたけ:1個、ピーマン:1/2個、おろしにんにく:2.5cm、オリーブオイル:大さじ1
*調味料*(1人前)
バター:10g、白ワイン:大さじ2,塩:小さじ1杯、黒胡椒:少々、牛乳:200cc、
水:200cc
以上です。
~したごしらえ~
まずはぶなしめじから。
パックを開けたら手で半分ほどに裂いて、「石づき」の部分を切り取ります。
赤で引いた線の右側の部分を包丁で切り捨てます。
あとは手でほぐしながら20gに計量しましょう。
次はしいたけ
軸の部分を包丁でカットしたら、傘の内側を軽く洗って5ミリ幅程度にカットします。
次は舞茸
できるだけ色の白いものを選んでください。茶色い舞茸は煮込むとアクが強く出て、クリームソースが茶色くなることもあります。この頃はアクが少ない白舞茸っていうのも売っているようですが、今回使ったのは普通の舞茸です。
舞茸は捨てるところがありません。包丁を使わずに手で裂いて30gに計量しておきます。
次はピーマン。ピーマンは縦に割ったらヘタの外側に親指を当てて、爪でヘタを押し込むようにすると綺麗にとれます。
で、これをスライス。
ベーコンは30g。およそ1.5枚程度ですね。
これはあまり細くカットせずに、およそ5mm幅くらいにカットしておきます。
さて下準備はこれでおしまい。
大きめなフライパンにバター10g、オリーブオイル大さじ1杯を入れて、おろしニンニク2.5cmを入れてから火をつけます。
焦がさないように火は中火です。
バターが溶けてニンニクをよく混ぜたら、まずはベーコンを炒めます。
これは必ず中火で炒めてください。強火ですとベーコンの油がはねて火傷しますからね。
ベーコンを2分ほど炒めたらきのこを全部加えて炒めます。
一瞬温度が下がりますが心配ありません。中火のまま炒めてください。
ここで塩を小さじ1を振りかけて、胡椒も軽く挽き入れましょう。
塩と胡椒を絡めるように、、きのことベーコンを鍋の中でかき混ぜます。
これに白ワインを大さじ2杯いれて、次に牛乳を200cc加えます。
この計量カップで水を200cc計り、鍋に加えます。
牛乳と水が入ったのでフライパンの具材は温度が下がります。ピーマンのカットも入れて、蓋をしてスープが湧くまで待ちましょう。
このときは強火にして構いません。一旦蓋を取って様子を見てみます。
縁のほうが湧いてきています。これに直接パスタを入れます。
強火のままですと吹きこぼれます。必ず湧いてからパスタを入れるのですが、パスタを入れた後は中火に落としてください。
麺がくっつかないようにトングでほぐしながら1分半ほどかき混ぜます。
1分半ほどすれば麺の表面のグルテンが固まり始めますから、もう互いにくっつくことはありません。
で、中火のまま蓋をして湯で時間の半分まで待ちます。
まだ全然固いです。水分が足りないと焦げますし、空気に触れている上面が茹でられないので上下をひっくり返すように混ぜておきます。
このまま残り半分の時間を「蓋をせずに」茹でていきます。
茹で時間は袋の表記を守ってください。
茹で上がりまであと1分前の頃です。蓋をしていませんのでソースが煮詰まってます。
あまり水分が少なくなってしまったら、水を入れるのではなくて牛乳を30ccほど入れましょう。
牛乳は冷たいので、追加したらよく絡めて鍋の肌で沸かします。
上の写真で湯で時間が終わった状態です。2本ほど取って味見しましょう。
味見は「麺が硬すぎないか」「しょっぱくないか」「薄くないか」を確かめましょう。
茹でが足りなければ再び牛乳を入れて煮込みます。しょっぱいのは、ある程度であれば牛乳で薄められます。ただし今回は塩しか入れていませんので塩の分量を守れば大丈夫なはずです。
薄かったらもう少し水分を飛ばしましょう。
では盛り付けです。トングで巻きながら、最後に鍋に残った具材をてっぺんに落とします。
いい感じです。
茹で汁が入っていますので、クリームを入れてなくても乳化して、とろりと仕上がっています。
調味料の分量は正しかったです。濃くもなく薄くもなくクリーミーで、きのことベーコンが香るパスタです。
ピーマンのグリーンがいい感じで、クタッとしてないので爽やかな味わいがクリームと良い対比です。
生クリームもチーズもいらないローカロリーのクリームパスタです。
コンソメも不要です。きのことベーコンの風味で十分美味しいパスタです。
牛乳だけでもきちんとクリーミーな出来上がりです。この頃流行りのフライパンひとつでできるパスタです。
洗い物も少なくて、そんなところもお手頃のパスタです。ぜひお試しを。