イチゴの季節も終わります / フルーツロールケーキ | 社会不適合オヤジⅡ

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好奇心、いよいよ旺盛なもので・・・

もうゴールデンウイークも過ぎて5月も下旬に入りました。

そろそろイチゴの季節は終わろうとしていますね。

先日出かけた八百屋さんにバインベリーが売られているのを見つけて、イチゴの季節にお別れはロールケーキにしてみましょうと決めました。

 

でもこの頃キウイもたくさん目にするようになり、せっかくならば彩りよくしてみましょうと気持ちが変わり、グリーンとゴールドのキウイも混ぜてみることにしました。

で、まずはスポンジシートを焼きましょう。

スポンジシートは何回か焼いていますが、だいぶ落ち着いてきて品目量もわかってきました。

卵6個を卵白と卵黄に分けて別立てで作るのが私の好みの作り方です。

まずはメレンゲを立てましょう。

流石にガラスボールが狭い感じ。混ぜ合わせるときは別なボールにしないと出来ませんね。

メレンゲはいったん冷蔵庫で冷やしておいて、今度は卵黄をミキシング。

手鍋にお湯を入れて60度ぐらいまでに加熱します。

これで卵黄を温めながらミキシングしていきます。

15分~ほどミキシングするとこれくらいの状態になります。

うん、これくらいしっかりと立てておけば大丈夫でしょう。

湯煎したときの手鍋のお湯でバターと牛乳を加熱しておきます。

バターが溶けてすっかり牛乳に馴染んだら卵黄に加えて撹拌。次に小麦粉を2度に分けて入れていきます。

最後にサラダオイルを入れて十分に混ぜ合わせましょう。

今度はこれに捨てメレンゲをします。

メレンゲを適量(今回は1/4くらいかな)入れて十分に撹拌します。メレンゲの泡が潰れても構いません。上下をひっくり返すような混ぜ方でしっかりと撹拌します。

メレンゲを少し大きなボールに移して全体を混ぜ合わせます。

気泡は焼く前にトントンとすれば消えますから、しっかりと混ぜ合わせます。

試しに混ぜ合わせる回数を数えたのですが、25回ほどでここまで混ざります。

バットにオーブンシートを敷いてカナードで整形しながら生地を流し込みましょう。

すぐに焼かずにバットごとトントンと軽く落として内部の泡が上に出てくるようにすると、きれいな断面のスポンジに焼き上がります。

これはシフォンケーキでも同じですが、スポンジ系の生地を焼く前には必要な処置ですね。

180度に予熱しておいたオーブンでまずは15分。焼き上がり具合を確認して、今回はあと3分焼きました。

焼いている間にフルーツのカットをしておきましょう。

イチゴはヘタの部分だけじゃなく、先端の尖った部分も少しカットすると並べやすいことに気が付きました。

キウイはカルチェに切って芯の硬い部分を切り取ります。

さてスポンジが焼けました。アツアツなので放冷しますがそのまま空気に晒すと乾燥してパサつく感じになります。表にもオーブンシートを被せましょう。

放冷する時間がありますからフルーツカットは十分間に合います。

フルーツは一度冷蔵庫に仕舞って温まらないようにしておきます。

次はホイップですね。

ホイップの中心になにか見えますが、今回もマスカルポーネチーズを50g入れてあります。

マスカルポーネを加えると、少し泡立てただけでしっかりとしたホイップになりますから、食べるときにダレて来ないのです。

しかも泡立てる時間が短いことは生クリームの風味が失われず、分離も全くするおそれがないので油っこくもなりません。そしてマスカルポーネはコク深いホイップの立役者であり、本当にまろやかでコクのあるホイップに仕上がります。

さてスポンジが冷えたので、まずは巻き終わりの部分を斜めにカットします。

ここは焼いた私の味見する部分(^o^) とても良い食感で焼けました~

今回は具だくさんなのでスポンジを縦方向に巻いていきます。

巻終わり側に向かって徐々にホイップの厚みを減らすように広げます。

で、フルーツを手前に盛って・・・

ちょっと多いですが、太巻きのロールケーキだと思えばいいかな(笑)

フルーツの上にホイップを乗せて気持ちだけ整形します。

オーブンシートを利用して手前からしっかりと巻いていきます。

このときホイップが柔らかいと左右から溢れ出てきます。ロールケーキに関してはマスカルポーネを入れてホイップしたほうが絶対のオススメです。

このままテープで止めて冷蔵庫で3時間~4時間冷やします。

具材も落ち着きますし、フルーツから出る水分もホイップに溶け込んでしっかりとした断面になりますし。

 

ではカットしてみましょう。

ちょうど一巻きで巻けています。

スポンジを斜めにカットしてありますから、巻き始めの耳の部分がピッタリとくっついてきれいな輪になっていることが分かります(赤丸で囲んだ部分ですね)

本当に太巻きです。ホイップの塗りつけもちょうどよい分散具合だったのか、具材が偏らずロールケーキの中心に巻けています。

もちもちとした、それでもふんわりとしたスポンジに焼けました。

卵白を5個分にするともう少し黄色みが強い鮮やかなスポンジなりますが、私は同量で作るのが美味しいと思います。

それに卵白だけ残っても結局は捨てることになり、それはもったいないですし。

ということでイチゴの季節の終わりを偲んでフルーツロールケーキを焼いてみました。