今年の中秋の名月は9月24日だったらしい(笑)
旧暦の8月15日の月が中秋の名月として決まっていて、それで15日だから「十五夜」と呼ばれる秋の風物詩。
秋の夜長を十五夜の綺麗なお月さまを眺めて楽しむ行事ですね。
でも南半球ニュージーランド。。。
秋でもないし、日が長くなって夜が短い(笑)
十五夜が近いんだろうな、と感じさせるのは大抵、チャイマに豪華な缶入りの月餅が並び始めるから!
月餅好きなんですよ💛
でも、中国人の知人から「卵黄の入っているのはやめておいた方がいいよ」と言われたの。
本当の話なのか、都市伝説なのかは不明だけど、月祭り(Moon festival)に向けての数週間に月餅に入れる塩漬け卵黄が大量に必要になるため、安物の月餅には人口卵黄が使われるとか。
本当だったら怖いし、中国ならありそう、とも思っちゃうし(笑)
でも、本当のMoon Festival用の月餅は月に見立てた卵黄が入るのが伝統。
私はどちらかというと、色んなナッツとかドライフルーツなんかが入った餡のヤツが好きだから卵黄ナシでも平気よ。
ただね。。。
豪華なのはパッケージだけじゃないんだよ。。。
金きら金のゴージャスなデザイン(大阪のオバちゃんもタジタジの派手さ)の缶が多い。
この中には4つの結構大きめの(直径7~8cm?)の個別包装された月餅が専用プラスチックナイフと一緒に入っています。
お値段は約$40!
一個$10ってことです。
もっと安いのもあるし、高いのもある。
でも、安くても$25~って感じかな。。。
それで数年前に、自分で月餅を作るというブログを書いたことがあります。
生地にベーキングパウダーを使っていたり、どちらかというとカントリーマァム風のソフトビスケットっぽかった。
あんまり簡単なレシピも見つからなかったし、これはこれで結構満足していたの。
ずっと同じレシピを使っていたんだけど、今年は別のレシピを検索したら随分と増えているではないか?!
どうやら、本来の月餅の生地には「転化糖」というシロップを使うのだとか。
転化糖(てんかとう)は、酸または酵素(インベルターゼ)によって、ショ糖を果糖およびブドウ糖に加水分解した甘味料である[1][2]。同量のショ糖よりも甘いため、糖を転化させることによって砂糖の量を控えることが可能である。また、吸湿性があるため、菓子をしっとりとした状態に保ち、砂糖が結晶化しないようにすることが可能である。
ウィキペディアより。
焼き菓子がサクッと硬くならずにしっとり感を保てるってことね。
どうりで、月餅の生地って焼いてあるのに柔らかいよね?
転化糖は砂糖に水、レモン汁を加えゆっくり触らずに煮詰めるだけでできるらしいんだけど、最低20分とか煮詰めすぎたら飴になって硬くなり使えなくなるとか。
面倒くさがりの私にはハードル高すぎ(笑)
でも、ゴールデンシロップやハチミツも転化糖という事なので、そちらを代用。
餡は、市販の漉し餡(とらこさんお薦めの京日ブランド)に、刻んだクルミとレーズン、炒り胡麻を混ぜた物。
分量は適当(笑)
生地は小麦粉250g、コーンフラワー20g、シロップ175g、オイル60gを良く捏ねてすべすべの生地にします。
生地が手に付くようなら小麦粉を少量追加します。
それをラップに包んで、最低2時間(できれば一晩)寝かせるとグルテンが働いて伸びが良くなります。
餡と記事はそれぞれ丸めておきます。
生地を手で伸ばしながら餡を包み、写真の状態のお団子にします。
直径4cmのミニ月餅が16個作れました。
そうそう、今回なぜミニ月餅なのかというとね。
いつも月餅1個って多いなって思ってたのよ。
でも半分食べて残りは後で、ってういうのもね。。。
そしたら、太平ショップで月餅が売られ始めたころに、月餅の型を見つけたの。
しかもお値段たったの$5(笑)
バネ式で、ギュッと押しつけてから、押し出す仕組み。
おぉーーー!結構本物っぽくない??
これを、180℃で7分焼いてから、つや出しの溶き卵を刷毛で塗ってから10分焼きました。
出来上がり。。。微妙。。。(笑)
焼く前のように、模様がはっきりしていません(泣)
型の深さは決まってるので、これ以上模様を深く付けることはできないし。
ベーキングパウダーとか入れてなくても、生地が若干膨らんじゃったのかしらね?
味は、市販の月餅よりあっさりと甘さ控えめで、サイズも「ちょっと甘いものが食べたい」時に最適。
甘党の男子は「一個じゃ足りない!」と不満を訴えましたが。。。
いやいや、君たちは少し甘いもの控えるべきよ(笑)
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