33歳AMH20.45! 不妊治療の記録～体外受精からSTART！～ -3ページ目

【採卵1回目】⑤初めての採卵

こんにちは！妻のMikkoです

【Day12：採卵日】

昨日急遽決まった、本日の採卵。

注射系が苦手なMikkoなので「痛くないかなぁ」と採卵前からドキドキです。

＜飲食について＞

静脈麻酔有での採卵の為、前日夜中以降は禁食、

水も採卵2時間前まで、少量のみ可でした。

＜採卵前＞

当日はノーメイクで出かけます。（お化粧禁止マニキュアやコンタクトも不可です）

病院に着くとリカバリールームに案内され、病院着に着替えます。

貴金属もNGなので、結婚指輪を含めアクセサリーも外します。

暫くすると看護師さんが呼びにきてくれるので、歩いて採卵室へ向かいます

＜採卵中＞

採卵室は、「手術室」といった感じで、見慣れない機械類があり、いつもの内診室とは違う雰囲気でちょっと緊張します

内診台に乗ると、看護師さんが機械類をつけてくれ、「麻酔しますね～」と言われた声を最後に記憶が無くなりました

採卵中は痛みも無く、気づけば終わっていました。

採卵が終わると起こされて、看護師さんに付き添われつつ、歩いてリカバリールームへ戻ります。

他の方のブログを見て、「採卵後って麻酔してるのに歩けるの」と思いましたが、普通に歩けました

ややぼんやりしていましたが、気持ち悪さや痛みは無かったです。

＜採卵後＞

リカバリールームに着くと、まだ麻酔が効いていたのか、すぐに寝ました。

…が、途中から生理痛のような鈍痛で目覚めました

通常の生理痛よりは重い感じで「う～」と唸っていると少し楽になるので、お隣さんの迷惑にならない程度に唸りつつ、時間を過ごしました。

その後、看護師さんがパウンドケーキ2つとお水を持ってきてくださいました

昨日の夜から絶食だったので、ありがたくいただきます

さらに時間が経つと、採卵結果が出たとのことで、医師と話すブースに行くように言われました。

【採卵1回目】④採卵前の診察

こんにちは！妻のMikkoです

【Day11】

私が通う病院では、採卵前の診察はDay9～10に行う、と初診時にもらったパンフレットに書いてありました。

が、前回の先生の「PCOS気味の方は排卵も遅いので、遅めの通院にしましょう」との判断により、Day11での通院を指示されていました。

が、Day11の今日採血してみると、、、

今日の先生（前回の先生とは違う方です）の顔色が変わり、

「LHが48もあるもう排卵しちゃうよ急だけど明日採卵しよう」と言われ、、、

（LHの値は通常時で2～5、排卵しそうになると40～60位になるようです）

急遽その場で点鼻薬（ブセレキュア）をしつつ、「明日の●時は来れる」とスケジュール調整を行い、かなりバタバタと採卵日が決定しました

お会計　\21,880

病院を出ると、夫がお迎えにきてくれていました

車に乗り、夫の顔を見たとたん、突然泣き出してしまいました。。。

採卵そのものへの恐怖に加え、

初めての採卵がこんな形で決まってしまったことへのショックや

排卵しかけているのに卵が取れるのか、という不安に、心がついていけてなかったのだと思います

夫は「びっくりしたよね、怖かったね」と寄り添ってくれ、落ち着くまでは車も出さず、私が安心するように接してくれました

夫の包容力に救われました

【採卵1回目】③採卵周期開始＆初めての自己注射

こんにちは！妻のMikkoです

【Day2】

私が通う病院では、Day2～4の間に通院開始となります。

Day2となった為、採卵周期の通院を開始しました。

まずは初診時の検査結果の説明を受けました。

項目は、ビタミンDやクラミジア等、20項目ほど書いてありましたが、初期検査の結果は特に問題は無いようです

続いて、内診。

内診の結果は特段問題無く、採卵周期を開始できるようです

クロミッド7日間と、ゴナールエフ（ペン型の自己注射）150単位×3回分を処方されました。

お会計　\45,540

ゴナール（約\30,000）があるので、やや高めになりました

始めての自己注射は、いくらペン型とはいえ怖かったです…

普通の注射や採血も苦手なのに、自分で自分に針を刺すなんて…

痛みは正直、あまり無いのですが、自己注射という行為そのものがショックで、、、

体より心にダメージを負う感じがしました

私は夜、歯磨きやトイレも済ませて「あとは寝るだけ」にしてから注射し、「自己注射した」という現実から逃避することで、心の負担を減らしていました

【採卵1回目】②初診

こんにちは！妻のMikkoです

体外受精でお世話になる病院を決めたMikko

早速初診予約の電話をすると、コロナの影響もあり、2日後に初診予約が取れました

【初診の日】

特に生理〇日目という指定は無く、予約できた日に病院へ向かいました

この日は採血と治療の概要説明で終了。

採血結果は後日、治療開始とともに聞けるようです。

診察ではこれまでの経緯（タイミング法、人工授精は難しいこと）と体質（生理不順であること、AMHが20.45と高すぎて心配なこと、PCOS気味であること）を話しました。

次回は生理2～4日目に受診するように言われ、帰宅しました。

お会計　\23,100

初診は終えたものの、次の生理が来るまでは特にやることもなく…

採卵周期が始まるのを待ちました

【採卵1回目】①体外受精の病院選び

こんにちは！妻のMikkoです

今日は体外受精の病院を決めた時の話を書きたいと思います。

みなさんは、病院ってどう選びましたか？

①通いやすい立地の中から

②病院ごとの特色を理解して、合いそうなところへ行く

という人が多いかな？と思うのですが、②の「病院ごとの特色」について私が気にしたポイントを挙げてみます

【特に重視したこと　3選】

痛いと治療がつらくなってしまうので、なるべく痛みを減らし、病まずに治療を続けられることを重視しました。

採卵時の麻酔

　⇒自分は採卵個数が多くなる体質、かつ注射の痛みが苦手なので、「静脈麻酔」で採卵できる病院を選びました。

　⇒無麻酔を基本とする病院や、麻酔をする病院でも「笑気麻酔」（麻酔ガスを吸うやつ）、「静脈麻酔」（点滴で入れるやつ）等、方法が違います。「笑気麻酔」は途中で起きて結局痛かった、等の意見も見たので避けました。

採卵時の刺激方法

　⇒私の卵胞は自然には育たないこと、注射は苦手なので自己注射を極力避けたいことから、自然周期を基本方針とする病院には行かず、注射器型ではなくペン型の注射で採卵までたどり着けそうな病院を選びました。

診療時間（特に年末年始等の長期休暇時の対応）

　⇒不妊治療といえば通院が大変なことで有名です

　　フルタイムで仕事をしながら通院する想定の為、ちょっと遅刻or早退すればいつでも通えるよう、自分の勤務時間と病院の診療時間との兼ね合いをチェックしました。

　⇒特に在籍する医師が少なめの病院では、年末年始やお盆等が休暇となり、採卵や移植は中止（または、1周期お休み）となる場合もあると思います。

　私は1周期も無駄にしたくなかったので、休診が少ない（＝規模が大きめの）病院を選びました。自己注射までして育てた卵が無駄になるなんて耐えられない…

【やや重視したこと】

医師とのコミュニケーションのしやすさ

　⇒「塩対応＆流れ作業で有名、だけど腕は確か」という病院もありますが、私は気持ちよく通院したい派なので避けました。

雰囲気、清潔感が悪くないこと。極端に口コミが悪くないこと。一定数患者ブログを目にすること

　⇒変な病院を避けるために、軽く通院時の感想等を検索しました。

クレジットカード払いができること

　⇒お会計が数十万円！！という日もある世界なので、使えるなら使えた方が便利かと…

　　ポイントも溜まるし、数十万円を持ち歩くの怖いし、現金を銀行からおろすのも地味に手間なので…

【検討対象にしなかったこと】

診療報酬

　⇒体外受精は自由診療なので、例えば「採卵」1つでも病院ごとにお値段が違います

　⇒本当は少しでも安く済ませたいところですが、、、重視する条件と立地を踏まえると今の病院しか無く、、、「痛いけど安い」だと通院や治療がつらくなってしまうので、「高いけど痛みは少なく」という基準で病院選びをした結果、診療報酬は少し高めの病院に決まりました

　⇒成功報酬制度を導入している病院等もあるので、厳密な価格の比較は難しかったです。

治療成績

　⇒こちらも本当は検討したかったのですが、治療成績を載せている病院もあれば、載せていない病院もあり、、、

　一番気になっていた病院が治療成績を載せていなかったので、検討ができませんでした

これから病院を選ぶ方の参考になれば幸いです

【序章】⑤シリンジ法にトライ！（結果:陰性）

こんにちは！Mikkoです

今日は初めてシリンジ法に挑戦したことについて書きたいと思います

シリンジ法とは、下の画像のような、柔らかい注射を使って、夫のモノを女性の中に自分たちで注入する妊活方法です

私たちが使ったシリンジのリンクを貼っておきます

アフィリエイト嫌ー！という方は、Amazonや楽天で検索してみてください

家庭用シリンジ法キットプレメントシリンジ20回分 ※精液を無駄にしない採精シートセット選択可能

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8,400円

我が家のように夫が妻の中でFinishできない家庭や、タイミングを狙ってるけど毎日は大変という場合に丁度良いかと思います

使い方は簡単で、

①夫のものを出してもらい、10～15分放置する。

　⇒出した直後はゲル状ですが、時間が経つと水みたいにサラサラになります

　⇒夫のものを入れるカップはシリンジセットに入ってました

②待つ間に、注射のピストン部分（プラスチック）と膣に入れるシリコンっぽい管をつなげておく

③サラサラになったものを吸って、いざ妻の中へ注入

　⇒サラサラなので、膣からこぼれてきますナプキン推奨です

ちなみに、子宮は人によって角度が違っていて、角度によっておすすめの安静体勢が違うようです

分かりやすいページがあったので、リンクを貼っておきます

先生のブログによると、お腹側に曲がっている人（前屈）が9割、背中側に曲がっている人（後屈）が1割なんだとか。

シリンジした当時、自分が前屈か後屈は知らなかったので、「9割の人が前屈なら、前屈でしょと思い、仰向けで安静にしてました。

【序章】④人工授精にトライ！（結果:授精中止…）

こんにちは！Mikkoです

今日は人工授精を試みたことについて書きたいと思います

選んだ病院は婦人科のクリニックで、タイミング法～人工授精に対応している、先生1人＋ナース数名の小さな病院です

先生に、排卵する薬が欲しいこと、タイミング法が難しいので人工授精をしたいことを伝え、通院を開始しました。

が、、、

すぐに問題発生！！

クロミッドと漢方を飲み、病院で打ってもらう注射（おそらくHMG？）をし、

卵胞の育ち具合をチェックしたところ、

なんと初回から人工授精中止となりました

理由は、卵胞が育ちすぎたこと

私が通っていたクリニックでは、16mm以上の卵胞が4つ以上（だったかな…うろ覚えです）できると、多胎のリスクがあるため、人工授精は中止とのことでした。

私のAMHは20.45と振り切った数値なので、様子を見ながら少しずつ卵を育てていたつもりでしたが、卵が育ちすぎてしまい人工授精不可となりました

今後、人工授精に向けた治療をしても、再び卵胞が育ちすぎる可能性が高く、いつ人工授精できるか分からないこと

卵胞がたくさん育ちやすい＝体外受精なら卵がたくさん取れることから、

早く妊娠したい場合は体外受精の方が合ってるかもね…と、やんわり転院をオススメされ、

体外受精に向けた行動を開始するMikkoなのでした…

ちなみに、タイミング法やシリンジ法ならしても良いとの許可を得たので、ダメ元でシリンジをしました（結果：陰性です）

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【序章】③タイミング法ができない夫婦

こんにちは。Mikkoです。

今日は、我が家がタイミング法を飛ばした理由を書きたいと思います。

いきなりだいぶプライベートな事を書きますが、、、

理由はずばり、夫が妻の中でFinishできないからです

途中までは元気なのですが、いざ中へ…となると、しょぼーん(´・ω・`)とします

夫は、一人でする時は最後までできるのですが（むしろ得意そう笑）、

二人で…となると、恋人時代を含め、最後までできたことが無く、最初からタイミング法はできない前提でした…

ちなみに、、、結婚前から「最後までできない」事には気づいていましたが、

生理不順な私を受け入れてくれた夫なので、

私も彼の苦手分野（？）を受け入れよう、という感じで、

最後までできないから別れるという選択肢は、私の中には1ミリも無かったです

という訳で、我が家はタイミング法は飛ばし、人工授精を試みることに。

その為、まずはタイミング法～人工授精までが可能なAクリニックへの通院を開始しました

【序章】②<夫視点>精液検査について

こんにちは！夫のLeoです

今日は精液検査に行った時の心境や体験について書きたいと思います。

今回は精液検査について実際の体験をもとに紹介をします

世間的なイメージだと、男性に精液検査を頼むと

「嫌がられるんじゃないか？プライドを傷つける事にならないか？」
って思われる方も少なくはないと思います。

少なくとも僕の場合はまったくネガティブな感情を抱く事はなかったです。

ネガティブな感情を抱かなかった理由としては
「不妊の要因の半分は男性側にもある」という知識が不妊治療を始める前からあったためです。
おそらく男性不妊が決して他人事ではないという知識(不妊治療に対する正しい知識)がインプットされているかどうかで男性側の受け止め方が大きく変わってくると思います。

そんな訳で話し合ってからすぐにネットで精液検査を実施しているクリニック見つけてそのまま申込みも完了させました。

そしてあっと言う間に検査当日！
検査のための精液採取には2つパターンあります。

◆持ち込みパターン
あらかじめ自宅で精液を採取して専用の容器に入れてクリニックへ持ち込みます。
※精液の採取から2時間程度で持ち込める事が条件

◆現地採取パターン
クリニックにある専用の個室で精液を採取してそのまま提出します。

僕は後者の現地採取パターンを選びました。
クリニックから自宅は近かったので持ち込みでも問題はなかったですが、現地での採取ってどんな感じなのか単純に興味もあり笑

採取に妻は同席せずこの日は夫単体でクリニックへ。

クリニックに到着し受付を済ませると、採取用のビンを渡され個室(採精室)へ早速案内をされます。
個室自体は広くはないですが清潔感があり、ゆったり座れる椅子やティッシュペーパーなども準備されており、男性目線で特に不備を感じる事はなかったです。
(ちなみに成人誌、動画を流すモニター等はありませんでした。)

唯一気になったのは待合室とドア1枚越しの構造だったため、鍵かけ忘れたら悲劇が生まれるかもと思ったくらいでした笑

そして鍵をかけていざ！という事になりますが、経験した事のない状況で最初は少し戸惑いはしつつも20分ほどで完了。
個室の中にビンを提出する場所も指定されているのでラベルに名前を書いてそのまま提出。

1週間後に検査結果確認のための予約を取りその日は終了。
検査結果は妻と一緒に聞きに行く事にしましたが、前日あたりから少しずつ緊張していたと思います。
30数年生きてきて初の経験でどんな結果が出るのかイメージがつかず、もし男性不妊って診断されたらどうしよう、、、って考えてしまう瞬間はありました。
会社の健康診断でも精液検査ってやらないですし、学校でも教えてくれないので心の準備の経験がないんですよね。

そして検査結果の説明の当日ですが、待合室から呼ばれて診察室に入るといきなり先生のPCで実際に採取した精子の拡大映像(動画)を見せてもらえました。

第一印象は(あれっ、あまり動いてない？！)でした。
パッと見で動いている精子が3-4割くらいだったため不安だったのですが、先生の「特に大きな問題はなそうですね」という一言でホッとしたのを今でも覚えています、
事前のイメージだと7-8割くらい精子がウヨウヨ動いているのを想像していましたが、検査結果の数値的にも問題はないとの事でした。

とはいえあくまで受精に成功するための最低の基準値を満たしてはいるが、世の男性の平均という観点ではどちらかというと下回っている項目も多かったため生活習慣の改善は勧められました。

特に喫煙。。。
当時は喫煙者で現在は完全に禁煙に成功していますが、こちらも別の機会で取り上げられればと思っています。

という感じで妻と精液検査をやってみようと話合ってから2週間ほどで検査結果を確認する事ができました。
男性はひと頑張りする必要はありますが、それ以上に現状の見える化で得られる情報は多いです。
(考え方や意識も変わる)
なので妊活をはじめられる夫婦には早めの段階で是非検討してみてもらいたいなと今では強く感じています。

思ったより長くなってしまいましたが、精液検査編については一旦これで終わりにしたいと思います！！

また次のパートでお会いしましょう！！