日本帰省Part2 | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

帰省についての2つ目の記事です。

 

八女を発って、東京、平塚、西宮経由で北九州へともどった後半の7日間の出来事、のつもりで書き始めましたが、そうはなりませんでした。

 

朝早い新幹線にのり東京へむかうということで、6月2日の夕刻八女をたち、その夜は博多駅前のホテルに泊まりました。

よく3日は、朝8時半頃の新大阪ゆきの新幹線に乗りました。本当は東京行きに乗りたいのですが、東海地方の大雨で、大阪からむこうは運行が怪しい模様。

 

最後に新幹線に乗ったのは確か1990年頃なので、30年ぶり。乗ってびっくり。

は、速い!調べてみるとなんと285キロくらいでるらしい。昔、学生のころ、博多広島間が大体2時間でした。

今は博多から大阪まで3時間弱。恐ろしい。

 

というわけで、久しぶりの新幹線の快適な旅行を新大阪まで楽しみましたが、11時過ぎに新大阪につくと東京行きは12時過ぎまでないとのこと。幸い私達夫婦のチケットはレールパスという外国居住者用の自由席のみ乗り放題のチケットなので、チケットについては問題ないのですが、なんせホームは人で溢れかえっています。それで一度外へでて、喫茶店に入り休憩。

 

この喫茶店、昭和の雰囲気を醸し出していて面白かった。もちろん喫煙オッケー。

トイレも昭和。中のドアをでて、店が入っているビルのトイレを使うのですが、ドアを開けると、旧式のしゃがんでする便器が。

正直少したじろぎました。これも長いアラスカ暮らしで西洋かぶれになったせいか?

頭にはそんな思いがよぎりますが、下腹の具合が急を告げています。

 

このタイプ、しばらくつかってないので、しゃがむ位置に特別気を使って粗相のないよう。

 

無事にようは足しましたが、このタイプは年寄になりかけには辛い。膝が、、、、、

そう考えると、昔はトイレ一つもきつかったでしょう。そういえば思い出しました、中学時代、トイレに行って汗ビッショリになったことを(笑)。今のトイレは素晴らしい。こればかりは西洋文化移入の恩恵でしょうか。

 

1時前に駅に戻ると、どうやら東京行きが動いている模様。最初に出発するひかり号のホームは人でいっぱい。

なので、その後に出るこだまに乗り込みました。始発なのでふたりとも無事座ることができました。

 

しかし、ここからが問題。午前中は運休だったせいで、停車する各駅のホームで人が溢れていて、本来2−3分の停車予定が乗り降りに10分くらいかかる始末。それに京都を出る頃には、自由席のある列車はまるで通勤列車のような混みよう。

 

見ていると、お年寄りや小さな子供連れでたっている人が。

座っている罪悪感を感じますが、お年寄りまでの距離が遠い。複雑な気持ちです。距離が遠いと思うのは、自分が座っていたい言い訳なのか?

 

そんなことを考えていると列車は名古屋駅手前で停車。何でも名古屋駅までの前方に7本の新幹線がつかえている模様。

 

このあたりで、昼飲んだコーヒーのせいで、私の膀胱も少し危険な状態に。しかし通路が混んでいる。色々思案していると、何人かがトイレに向かいましたが、なかなか戻って来ません。ということは、トイレも混んでいるということ。大惨事になる前にトイレに向かいます。

 

通路はいっぱいでしたが、なんとかトイレに到着。幸い3人ほど待っていたのみで、大惨事になる前に無事膀胱をからにできました。問題は果たして自分の席にもどれるのか?トイレの前はすし詰め状態ですが、「席に戻りたい」旨をつたえると、意外にも皆なんとか隙間を作って私が通れるようにしてくれます。「この人席があるそうです」と誰かいうと少しづつ隙間が。どうもこの人達も私がどこかへいって、隙間ができるのを望んでいるよう。

 

というわけで、なんとか席の場所へ戻ると私の席がない。カミさんが立ち上がって説明します。あんまり時間がかかるので私の横でたっていた女性に座ってもらったよう。30代くらいの女性ですが、私を見ると席をたち私に譲ろうとします。

 

譲ってもらうのはなんともカッコ悪いので、もう一駅そのまま座ってもらうことに。この一駅が長かった。

それに席を譲ったのはいいが、譲った相手が私より明らかに若い女性とは、なんとも皮肉で。

 

そんな珍道中みたいな新幹線の旅、本来4時間で東京につくはずの列車は2時間以上遅れて、7時過ぎに東京につきました。

いやー、久しぶりの新幹線、色々ありました。でもなかなか楽しかった。本当はこの帰省Part2で、東京、平塚、西宮で訪ねた人の事や、北九州での新しい出会いのことを書きたかったのですが、書いていると新幹線の旅の内容でいっぱいになりました。

 

今からなん年もたったあとで読んだら面白いと思うので、しっかり書くことにしました。

 

なんとも、ダラダラとして掴みのない記事になりゴメンなさい。

 

最後まで、読んでくれた方有難うございます。