アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

ミラノの冬季オリンピックが終わってもう1ヶ月以上経ちました。

 

普段はあんまりフィギュアスケートなんてみないのですが、今回はなにかの偶然でペアのフリーの演技を見てしまい、あれ以来

ユーチューブで三浦木原チーム、いわゆる「りくりゅうペア」の動画ばかり見ています。

 

彼らのフリーの演技はすばらしく、不思議なくらい見るたびになぜだか涙が出てくるのですが、今回考えてみたかったのは競技が終わって、金メダルが決まってからの木原選手の感情、特に涙。そして選手同士、とくに男性の選手同士が抱き合っているシーンです。

 

私が少年から青年期を過ごした時代の日本、特に私が育ったような田舎では男が人前で涙を見せるというのは、どちらかというと恥ずかしいことだと思われていたような気がします。そんな昭和な田舎で育った私もアメリカに住んで30年、歳のせいかそれともアメリカにいるからなのかわかりませんがよく涙するようになりました。それも人前で。これが結構クセになるのです。一度人前で涙を見せることになれると、、

 

自分をさらけ出して、周囲に委ねてしまうみたいな、、、、、、

 

これって案外気持ちいい。

 

で、思うのです、男でも’人前でないてもいいじゃないかと。というか泣ける環境があるというのは幸せなことだと。

 

次は男どうしが抱き合ういわゆるハグですが、これも日本にいる間は見たこともしたこともありませんでした。あえて思い出せるのは、漫画巨人の星で伴宙太と星飛雄馬が涙を流しながら抱き合うシーンくらいか。

 

今回のペアスケートでは木原選手がコーチと抱き合うシーン、他の国の男性選手と’抱き合うシーンなどたくさんの男性同士がハグするシーンが映し出されました。お互いの健闘を称え合うのか、慰めあうのか、あるいは敬意を表するのか、それとも終わってホッとした喜びなのか?ああいう大きな試合が終わって勝負がついた状態の複雑な感情というのは言葉でコミュニケーションできるものではないのでしょう。

 

お互い、体を相手に委ねて相手の温かみと’生きていることを感じる、多分それは単純だけどすごーく大事な人間の真ん中のナマの部分に触れ合う行為なのかもなと思いました。

 

アメリカに来てから、アメリカ人の男友達とハグすることが増え、今ではそのことにも慣れてきて、なんとなくそれが何を伝える行為なのか、モヤッとした感じでわかるようになりました。

 

日本人の男同士がハグし合うというのはスポーツの世界のなかだけなのでしょうか?

ペアスケートの順位が決まったあと、アチラコチラで男も女もハグし合っているのを見ながら、人間の幸せの源というのは案外こういう動物的で身近ななにげない行為にあるのかもなと思いました。

 

こちらそのユーチューブの動画です。

 

 

興味のあるかた、りくりゅうペアの演技は1時間29分のところ、金メダルが決まってからの木原選手の涙や、男同士のハグは

2時間19分のところです。