久しぶりに釣りに行きました | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

釣友のHさんが日本から帰ってきたので、この土曜日にキーナイへ行く予定をたてましたが、彼の仕事の都合で急遽キャンセル。

 

天気も変だし、ガソリン代も高い。そんなで一人でキーナイまでいくのは少しオックウ。

 

思案の結果、久しぶりにウィローへ行くことにしました。今年は、水が多くてキングの産卵時期のレインボーの釣りを逃しました。

 

もう鮭の産卵も終わり、水温も下がってきているので鱒は越冬のために、スサイトナ川の本流に下り始めているころなので

本流の流れ込みで釣りをしました。

 

 

釣り場の川原に向かう森はすっかり落葉。もう晩秋の雰囲気です。

 

落ち葉で地面のみえない道を釣り竿を持って川へ向かうのが楽しい。子供のようにドキドキです。

 

川の水は大分冷たくなりました。しばらく手を入れていると切れるように痛くなり、感覚がなくなります。

 

そんなで最初は苦労しました。ストリーマーをスウィングしたのですがしばらく当たりなし。

 

仕方なく、鮭の卵のイミテーションのビーズを浮きをつけて丁寧に流します。

 

しばらくやっていると、ウキが上流へ走り、竿を立てるとグングンと魚の引きが。

 

 

大きくはありませんが、よく太ったきれいなレインボーです。

 

その後も飽きないくらいにつれました。全部で10匹くらいかな。

 

一番大きくて、ファイトしたのは45センチくらいのオスでこれはストリーマーのスィングに来ました。

 

釣りキチのワタシが言ってもあんまり説得力はありませんが、やっぱり釣り、特にフライフィッシングは精神の健康にいいのでは。

 

 

今日の釣り場の風鶏ですが、こういう開けたいい景色のところで、とにかくうまくフライを流し込んで、今か今かとアタリの感触が来るかどうかに集中。あとは何にも考えない。

 

集中することで無心になるような。そしてなにかのひょうしにふっと周りをみると、川と空と雲ともう葉の落ちてしまった森。

 

グーグルの英語でフライフィシングと精神の健康(メンタルヘルス)で検索しましたが、結構沢山出てきました。と言ってもほとんど釣りにハマった人たちのサイトのようでしたが。

 

そんなで今日も、全く生産性の低い、それでいて自己中心的に大変気持ちいい時間を過ごしました。

 

もう初雪まで2週間くらいでしょうか?一度はキーナイのワタシにとっての聖地であるスキラックレイクの流れ込みへシーズン最後の巡礼に行きたいものですが。Hさんの都合はどうでしょうか?