久しぶりに山に登る | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

手術したのが9月1日。もう3週間以上経ちました。

 

医者殿の指示では2週間したらエリプティカルマシンや軽いジョギング、3週間したら7−8キロ以上のものを持つのに気をつける意外は普通の生活に戻っていいとのことだったので、久しぶりにハイキングに行きました。

 

行く先は定番のフラットトップです。2時過ぎに車のタイヤをスパイクのついた冬タイヤに交換する予約をしてあるので、昼過ぎに帰ってくるために10時過ぎにでかけました。

 

昨夜は雨でしたが、今日は青空。久しぶりの山登りには最高の天気です。

 

山は秋真っ盛りです。1ヶ月ほど来ない間に、すごく季節が進んでいます。

 

 

アラスカでは森は主に黄葉ですが、山は紅葉します。

 

特に真っ赤になって美しいのはアルパインベアベリーという高山植物です。

 

ところどころ赤くなった山を見ながら登っていきます。

 

上の方はもちろん冠雪しています。800メートルくらいから上が雪がふったようです。

 

寒いほどではありません。空気がピンと張った感じで気持ちいい。

 

登って行くと汗ばんできます。キレイで澄んだ空気が体にはいって、体のなかの悪いものが追い出されるような感じがします。

 

やっぱり山は気分がいいです。

 

 

あるき始めて1時間ほどで頂上。

 

風が強いので、写真をとったらすぐ引き返しました。

 

 

 

 

ウチに帰ってから時間があったので、裏庭に出てコーヒーを飲みました。

 

庭の木は黄葉真っ盛り。風がふくたびに黄色の葉っぱがハラハラと落ちてきます。

 

 

それを窓から見ているネコのゴロー君、風に舞いながら降ってくる落ち葉が生き物にでも見えるのか、

窓にべったりくっついて上を見ながらしきりに目をキョロキョロ。

 

少し羨ましくなりましたよ。初めて外の世界を見る子供のような目。

 

わかったようなふりをした姿勢ではなく、いつも新しい気持ちで自然の景色に向き合わなきゃと思いました。