紅鮭の冷燻をつくる | アラスカの自然に囲まれて

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アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

3月も半ば、ということは、あと3ヶ月で新しい紅鮭が手に入ります。

 

この時点で冷凍庫の中にはまるのままで凍っている紅鮭2匹、それに切り身にしてバキュームパックにしたものも2匹分くらいあります。

 

ということで、一匹を解凍して半身を冷燻にすることに。

 

最初の方の工程の写真がありませんが、おろした半身を4つに切り分け、ブラウンシュガーと塩を半々で混ぜたものをまぶして24時間冷蔵庫で保存。これで水分が抜けて、適度な塩味と甘みが染み込みます。

 

翌日取り出して、冷水で1時間ほど塩抜き。

 

その後冷蔵庫で少し乾燥させます。この時点で隠し味に、ブラウンシュガーをラムでといたシロップを3−5回くらい、身の表面に塗ります。香りがついて、身の色も鮮やかになります。

 

表面に塗ったシロップが乾燥したら、スモーク。

 

ここから写真があります。

 

 

シロップを塗って乾燥させた状態です。シロップのせいで色が濃くなりました。

 

これが、セットアップ。

 

切り身は一番上段において下の2段には庭の雪をボールに入れてのせておきます。

切り身がスモーカーの熱でクックされないようにするためです。

 

 

この日の外気温度はちょうど摂氏ゼロくらい、これ以上暖かくなるとスモーカーのなかの温度があがりすぎるので色々工夫しないといけなくなります。

 

チップは桜がサーモンにはあうような気がします。

 

これで、煙が出始めたら中に入れて、蓋をして約時間弱。

時々、上蓋をあけて、温度が上がりすぎないようにします。

 

出来上がったら、バキュームパック。

 

 

最初は煙いので2−3日待って食べたほうが美味しいです。

 

このまま冷凍で2ヶ月くらいは美味しく食べれます。

 

クリームチーズと一緒にパンにのせてたべると美味しいです。

 

買うと高いですが、これはタダ。

手間はかかりますが、それも楽しみのうち。

 

また、食べるときに記事にします。

 

毎回微妙に味にばらつきがあります。今度はどうでしょうか!!