ハロー！
ようやくテキサスも
どこまで降るか？
ってほど降った雨が止み、
天気予報も晴れ。
しかし、
こんだけ涼しかった気温が一気に上がりゃ〜
暑すぎ…
お花が綺麗‼️
ところで
以前アメリカの医療費のお話をちょっとしましたが、
元の記事はこちら。
なんだか
アメリカ在住長い人でも、
いや、アメリカ生まれのアメリカ人でも
アメリカの医療費の仕組みと支払い対処の仕方を
知らない人がたくさんいるみたい。
と言う事で、
絶対知っておきたい
アメリカでの
医療費支払いの対応の仕方。
お教えします。
これは知らないお友達や家族にも
伝えるべき。
『アメリカの医療費は、
バナナの叩き売りで交渉する。』
どう言う事？
絶対に請求額をそのまま払ってはいけない。
これは日本人には特に理解し難い観念ですが、
こちらの医療費は、
交渉して、病院側の最低額まで落とさなきゃいけないんです。
アメリカでは
4人に1人が医療費を支払っていません。
病院側もそれを承知で
高い値段を請求します。
ご存知の通り、
アメリカの医療費、高すぎて狂ってる。
確かに。
これはアメリカの経済は
医療機関、保険会社と製薬会社の利益から回っていると言っても良いぐらい、
経済が潤うから国もやらせ放題だから。
まず請求額は、
病院側には2種類の金額が設定されてます。
一つは、保険会社への請求額。
もう一つは、保険会社を通さない負担者への請求額。
病院側は、
保険会社にカバーされればラッキー。
儲けた❗️ってなもんです。
でもそれが患者負担になる場合、
病院側は払えないであろう、という事が前提。
感覚としては、バカ高い金額を踏み倒されるより、
交渉して少しでも払ってもらった方が
病院側としても良いから。
去年４月にうちの次女が緊急病院に行った時の
保険会社への請求額は$5000。
そして、保険会社にカバーされなかったので
訂正された負担者への額が、$1127。
こうなった場合でも、
それでもこの額を払ってはいけないんです。
私がどうしたか？
請求書に記載された番号に電話をしました。
そこでどう言うか？
はっきりと、
『この請求額、支払えません。』
と言います。
アメリカでは
NOという事は恥ずかしい事ではありません。
必要とされる状況では絶対不可欠。
実は、
電話の向こうには、
対応マニュアルがあるんですね。
その対応、まさに笑える
バナナの叩き売り。
【実際の向こうとのやりとり】
まず、＄1127が一括で支払えないと言った後、
👩🏼💼「それでは、分割で月25ドルの44回支払いではいかがでしょうか？」
と来た。
なるほど、そう来たか、と思った。
頭の中で暗算したら、$1100。
トータル額、変わらんやん？？
ノーノーノー
「いや〜、分割はちょっと。長々と支払いひきづるのは嫌なので…」
👩🏼💼「そうですか、了解です。
それでは＄1127から＄904ではどうでしょうか？」
。。。。。
「いや〜、それちょっと無理です。」
👩🏼💼「そうですか、そしたら＄845.67ではどうでしょう？」
。。。。
「うーん、難しいですね。無理。」
👩🏼💼「わかりました。それでは＄725ではいかがでしょう？」
「うーん。。。。」
おーーー、
下がって来た！！
👩🏼💼「それでは、$563.79ではいかがでしょう？」
私の中ではこの段階で、
「どこまで落とさせるか」、
と言う最終金額が頭の中でぐるぐると回っていた。
そして、最初から払うのは半分以下、と決めていた私は、
「払える額は$500が限度です。」
そうしたら、電話の向こうでは
👩🏼💼「少々お待ち下さい。♪」
と言う形で、上の人に相談してる様子。
そして30秒ぐらいして
👩🏼💼「$500でオーケーが出ました！」
ってな様子で
淡々と流れていった交渉の会話。
この後、
＄300まで落とさせるべきだったかなあ、とか思ったけど、
まあ、
皆さんも
絶対、
医療費はバナナの叩き売り交渉で
医療費高額支払い被害者にならないように
覚えて置いて下さい。
シーユーレイター！