新宿伊勢丹で古着② | プレッシャー世代の心づもり

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ワークライフバランスの向上、ハラスメント、いじめ、体罰、不公平、過労死が無い社会へ。

番組でフューチャーされていた女性のバイヤーが「インスタでこのブランド見つけて声掛けました。」と言っていたけど、それって素人の私と同じじゃん。「この服可愛い欲しいー」ってSNSで見つける感じと。バイヤーってそんな仕事??誰でも出来そう。ブランド側は天下の伊勢丹に声掛けられたらそりゃ嬉しいわ。

 

番組に出て来た〖デッドストックの同じデザインの服を複数仕入れリメイクして売る〗というブランドは、一般に言う【古着屋】とはちょっと違う。古着と新品を合体させ縫い合わせるから、同じデザインの服をいくつも作れることになる。古着の良さである“1点物”の貴重性が感じられない。

 

伊勢丹でメインに売り出したのは、リメイクしたジャケット15着。それって普通にイチ(一)ブランドじゃん。古着屋とは違うリメイクブランドとして確立してるじゃん。「古着は1点1点違うのが特徴。最近の20代は自分らしい着こなしを発信したいマインド。」って自分で言ってんのに。ちょっと意味判らない。同じデザインの洋服が「古着」として売られている矛盾。

 

伊勢丹の人は本当に古着の良さ分かってる?

何で古着が今、若い人たちに魅了されているのか分かってる?古着の良さは1点物という貴重性・ショップの個性・セレクトの個性・店員のカリスマ性・SNSでの発信力・フォトジェニック・安い・個性的・お店での会話・日本にはないデザイン・サイズ感・・・大量生産の服には出来ないヴィンテージの魅力。宝探し感覚で自分に合った1着を探し出すの、堪らない。

 

古着屋さんが買い付けた古着を伊勢丹が仕入れて売るのは、何か違うと思う。一から買付け・経営・ブランディングしている古着屋オーナーに失礼じゃない??だったらあなたが海外行って買付けして来なさいよ。古着屋から伊勢丹が仕入れた古着って価値が下がるわ~矛盾してる。

 

デパートが古着業界にに踏み入って伊勢丹で古着を売るのは何か違う。新しいファッションを提案するという考えは壊さなくていいのに。人の真似するのは伊勢丹ではない感じがする。

 

根本的に、ファッションに対する自分たちの価値観と世間とのズレに気付いてないのなら結構危ない。