某 紛爭當事國 の主張を、
百歩讓って假に認むるとして…。

病院、學校 に軍事據點を設く、
以て自國民間人、
殊に 子供、高齡者、
妊婦産婦、病人、怪我人、
を敵攻撃からの盾とす、
の行爲は戰爭犯罪なるべし。

そやけど…。

敵がそれを犯してゐる事を以て 
その病院、學校を軍事攻撃する行爲は、
更に重き 
遙に遙に罪深き戰爭犯罪とすべし。
 

作戰遂行上の成行きであれ 
“結果的に” であれ、

民間人を軍事攻撃するが如き行ひは、
全て重大なる戰爭犯罪として 
後世に到るまで徹頭徹尾追及さるべし。

 


『戰爭犯罪』なる概念、

戰勝國側の都合に基いて 

裁かるるんが常どすけど、

一般民間人への攻撃
人道に悖る行爲に就いては、
人類普遍的根本的心情で 
考ふべきやと。
 

抑々、
『戰』『專制』『獨裁』 
『武力』『暴力』『腕力』^_^; 、

そして、
古今東西、老若男女、
右であれ、左であれ、中道であれ、
原理、保守、革新、リベラル、

君主制、共和制、共産制、
民主制、“衆愚制”、

政府、政黨、議會、團體、企業、個人、

公人、私人 を問はず、


凡そ『權力』なる代物、 
“基本的に” 
“極僅かなる例外を除いて” 
須く總て惡 なる存在。
 

各地で續く戰が、
『被 侵掠側』の納得し得る形で、
一日も早ぅ終結に到る事を 
祈る限りどす。