約束のネバーランドを深掘りするきっかけをえよう！

おすすめ度4　*約ネバファンは5

難易度2

ジャンプらしくな～い!

先の展開が読めな～い!

鬼に食べられるために子どもは育てられていたって、えげつな～い！

と話題になった『約束のネバーランド』なんですが、

こいつはただものならぬ化け物コンテンツ。

ガチの英文学者が読み解きを要する奥深き世界。

子どもの読むマンガと侮れないのです！

さて、著作によると『約束のネバーランド』はイギリス社会を背景に英米児童文学、宗教の影響を色濃く受け、新しいジェンダー観を提示している冒険物語だそうです。

マンガのタイトルから分かるピーターパンの影響以外にも不思議の国のアリス、トールキン(ロードオブザリングの原作者)の影響もあるのです。

しかもこの過去作へのオマージュですが、ただ名前だけ引用してきたのでなく、しっかり過去作の問題設定を踏まえて物語を動かすアイテムへと昇華しています。

本書を読めば、『約束のネバーランド』を深堀りしたくなるはず!

＊GF編はカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』との類似はよく指摘されていますよね！

*にしても、アニメ第二期は原作の大事なところを大幅カットしたんでしょうね。

子どもが大人の世界の理不尽からいかに脱出するかというのがテーマの作品が大人の論理で捻じ曲げられるのはどうなのでしょうね？

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