おすすめ度4
難易度3
寛容論の古典であり、明確に政教分離を唱えた本。
ロックは「魂への配慮」はあくまで個人でやることで、他の権威にぎゃぎゃ言われてやるものではないと考えている。
ものすごくプロテスタントの信仰観なわけです。
政治はあくまで宗教の邪魔をしないこととこの世で生きていくための条件を脅かさないことだけしていればいいとロックは考える。
そして、宗教も政治に介入して、信仰を異にする人たちに自分たちの信仰を強制してはいけないという。こういうことは政治秩序を乱すことだから、宗教側も制限される。
また、寛容が大事といっても、そもそもの土台を壊すような不寛容は許さないですね。
キリスト教の影響が強いという限界はあるかもですが、押さえておいていい古典であることに変わりはないですね。
*ロックの紹介は以前もしましたね!
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