宇宙人いろいろ | ジャズと密教 傑作選

ジャズと密教 傑作選

空海とサイババとチャーリー・パーカーの出てくるお話です

わたしなどは現代情報社会の土台の上で情報弱者の方に分けられるのだろうか。新聞すらほとんど読みもしない。

 

新聞すら?その新聞なるもの、ベーシックな正しい情報であるのだろうか。少なくともその信頼を長年に渡り得て来たには違いない。いや待てよ。例のあの大本営発表てのがあったじゃないか。その辺りは常に頭の片隅に置きながら新聞もテレビも観なくてはいけない。

 

てなところで今や、各紙各局の論調の差異や偏向ぶりを念頭に観比べるスタンスくらいは情報享受側に最低限求められているのだろうな。

 

一方で、とここからは受け売りだけれども、人は自分にとって都合の良い立場や好みの意見に寄り掛かりがちな性向を持っていて、SNSとかいうのはその温床として機能する。そのなにがいけないかというと居心地の良いそこにいる限り、考えを異にする別の立場や意見に遭遇する機会に恵まれず、自分の考え、スタンスが盲目的に先鋭化、極論化してしまう恐れがあるのだと。

 

なるほど。(で、なにごとかが顕在化するやへっぽこワイドショーの「分断」とかいう見立てが我々の情勢図に貼り付けられるのだな)

 

そういえばうちのあほばかねーちゃんもどこで見て来たか宇宙人の陰謀がどうとか言っている。そういうのは安直に信じ込む前に裏を取る努力くらい先ずしてもらいたい。

 

プーチンの行水を見て「きゃあ、寒そう」などとしか言わない、自分の頭でものを考える能力をあらかじめ削除されて産まれてきたようなやつがそもそも誘導されて、宇宙人に何処かに連れていかれるのであるよ。

 

能力てか脳力にいささか問題を抱える当方としても他人ごとではない。気を付けねば。

 

しかしながら、広く世界の情勢なんて、関係者の知り合いも情報筋の友人もいないとしたら、いったいどこに本当の話があるのかまるで分らないではないか。正しい情報を伝えてくれているのは誰なんだ。

 

まあ、ヤクルトが来季も最下位だという事情通の予想に限っては素直に信じてもいいだろうけど。