東海テレビの庄野俊哉アナが、名古屋盲人情報文化センターに来てくださいました♪ 『利用者さんとの集い』での講演会です。

 

庄野アナは、東海テレビのHP 『庄野アナと新聞を音読してみよう』 のコーナーで、中日新聞の『くらしの作文』を音読されています。

ツカミのコツから始まった講演は、とても興味深いお話ばかりで、複式呼吸の発声練習を習って実践したり、早口言葉をみんなで読んだりした後、庄野アナの生音読を聴かせていただきました♡

 

そしてなんと! 参加された利用者さんの中に 『くらしの作文』 で投稿が採用された方がいらっしゃいました! 

HPでは過去1ヶ月の音読が聴けます。が1年くらい前の掲載とのことで、もうネットでは聞けない音源を聴かせていただけちゃいました♪

白杖での外出の話で、ジーンときました(*^^*)

 

講演会のあとは、5つのグループに分かれて交流会でした。

ここでも庄野アナは、各テーブルに参加して質問に答えてくださって、とても気さくで素敵な方♪ 一気にファンになりました♡

 

東海テレビでは、くらしの作文に採用された方のところに取材に行き、特集番組を作ったりもされてるそうです。

庄野アナさん(変な敬称ですね)、ありがとうございました♪

写真がなくて寂しいので、東海テレビHPから画像をいただきました。

 

今回の講演会には、15名の利用者さんが参加してくださいました。

盲導犬ユーザーの方もいらっしゃいました。

音訳ボランティアは、なかなか利用者さんと接する機会が少ないです。

(シーンボイスガイド『みよまい会』では、隔月で利用者さんをお招きしますが) これからも、交流できる企画をどんどんお願いします♪

秋晴れ行楽日和の日曜日、、、要約筆記の勉強会でした。

今回のテーマは『連係』です。

 

要約筆記者は、現場へ3人(たまに4人)チームで派遣され、メイン(書き手・入力者)・サブ(補佐)・待機の役割を交代で行います。

聞こえた話を要約し入力するのは『メイン』の役目ですが、現場では2人入力(連係)による情報保障が主流だそうです。

 

一人入力より情報たくさん表出できますが、どこで何を補足(または交代)するか、慣れないと難しくて一人で入力するより緊張しました。

でも少し続けると息が合ってきて、ペアがどこまで書くか、自分はどこから書くか、なんとなく予測できて、ピッタリ合うと気持ち良いです。

 

というレベルまで達すると良いですね~(>▽<;

ところで連係は連携ではないんですね。変換すると他にも同音異義語がいくつかあり、日本語って面白いです。

 

で、その同音異義語で、ビックリな失敗がありました。

勉強会では講演の録音を音源として学習しますが、その前に講師の方が詩を朗読してくださって、手慣らし(?)に練習しました。

 

いくつか読んでくださったなか谷川俊太郎の『朝のリレー』の朗読にて。。。(以下は谷川俊太郎詩集からコピペです)

「朝のリレー」
 カムチャッカの若者が
 きりんの夢を見ているとき
 メキシコの娘は
 朝もやの中でバスを待っている
 ニューヨークの少女が
 ほほえみながら寝がえりをうつとき
 ローマの少年は
 チュートーを染める朝陽にウインクする
 この地球では

 いつもどこかで朝がはじまっている

 

下から3行めのチュートー(赤字)は、どんな意味&漢字でしょうか?

この詩を知っている方、または文意をちゃんと理解している方なら、間違えることはないのでしょうか。

私たちペアは2人とも、何の疑いもなく『中東』と表記してました(^^;

他の方たちも、ほぼ中東。正確に変換できた人は2人だけでした。

 

答えは・・・『柱頭』。ローマですもんね(^^;

でも日常生活では触れない言葉です。てのは言い訳でも、さすがに連想できませんw 要約筆記者は浅くても広い知識が求められます。

 

この詩には、まだ続きがあります。

 ぼくらは朝をリレーするのだ
 経度から経度へと
 そうしていわば交代で地球を守る
 眠る前のひととき耳をすますと
 どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
 それはあなたの送った朝を

 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

 

上から2行めの緯度は、PCは井戸と変換したけど、ちゃんと直しました(^^v 日本語って面白いですね。

※追記:オリジナルは緯度ではなく、経度となってますね(^^;

 読んでくださった方からご指摘いただいて気づきました。

 んー? 聞き間違えちゃったのかな。。。ただいま調査中です。

 

この後、講演(コーエンにもたくさん同音異義語がありますね)音源での連係練習で、どんなことが起こったかは、長くなるのでまた後日♪

昨日ご紹介したシーンボイスガイド付き映画鑑賞会の、お手伝いに参加させていただきました。

先輩方は、会場までの誘導・受付・FMラジオの貸し出しなど、それぞれの持ち場でテキパキ働いていらっしゃって、お揃いの黄色いベストが、とても頼もしく見えました。

 

私たち17期生は、会場案内をさせていただきました。

お知り合いやガイドヘルパーと同行された方が半数くらい居られましたが、中には一人で会場まで来られる方もいて、お席までご案内します。

お手洗いへの案内も大切な役目ですね。

昨日、初めてガイド体験した同期生も、しっかり案内役を勤めてました。相手に寄り添う気持ちさえあれば、失敗を恐れずチャレンジです!

 

今回の音声ガイドは『オープン方式』で、上映中に映画の音声&効果音とともに会場内に流れます。が、より正確に聞き取りたい方のために、FMラジオの貸し出しもありました。

一般の映画館で、UDキャストから聞く場合は『クローズ方式』と呼ぶそうです。もちろん今回も、ご自分のスマホで聞くこともできます。

 

名視協の橋井会長、ボイスケインの岡本代表のご挨拶はジーンときました。マラソンチーム楽走会のメンバーに会えたのも嬉しかった~

 

とても素敵な企画だと思いました♪

9月23日(土) 名古屋ミッドランドスクエア シネマ2にて

シーンボイスガイド付き『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が上映されます。

 

名古屋視覚障害者協会(名視協)の主催で、ボイスガイドは

ボイスケイン(岡本典子さん代表)が担当します。

 

今日は視覚障害者を2名お招きして、手引きの講習会でした。

初めての方も経験者も、一緒に学び楽しい研修でした。

当事者のアドバイスは的確で、スゴク勉強になりましたよ。

 

明日の上映会は、料金1000円(視覚障害者および付添い500円)と

とってもリーズナブル♪ ぜひご参加ください。

名古屋国際センター別棟にて、バリアフリー映画祭が開催されました。

映画『もうろうをいきる』の上映と、シンポジウムです。

 

『もうろうをいきる』は9月上旬に1週間(だけ!?)名古屋シネマテークにて上映されていましたが、都合がつかず観に行けなくて、今日もまた

仕事のため諦めていたのですが、台風接近で派遣がキャンセルになり

残念なんだか嬉しいんだか、ちょっと複雑ですが行けちゃいました♪

 

たぶん同じく台風で予定変更になったんじゃないかと思い視覚障害のAYちゃんに声をかけたらオッケーとのこと! ご一緒できました♡

 

会場には、当然ながら手話通訳と要約筆記が設置され、もう見慣れた風景ですが情報保障の様子には、いつも興味津々です。

要約筆記はスクリーンの全体投影だけでなく、弱視の方には個別にPCが用意されていました。

映画はもちろんUDキャスト対応で、私もちゃっかり活用しました。

 

シンポジウムでは、楽走会の橋本二郎さんが当事者ゲストとしてお話されました。橋本さんの情報保障は、通訳介助員による音声通訳。

今年7月に岐阜に『二郎治療院』を開業されたとのことです。

プロフィールは↓こちらに掲載されています。

http://www.aju-cil.com/wp-content/uploads/flyer170917movie.pdf

お忙しくなるでしょうが、また楽走会でご一緒できると嬉しいです♪

 

今日はたくさんの楽走会メンバーや、あいち盲ろう友の会の会員さんたちとお会いできました(*^^*)

↑画像は主催者のFacebook からいただきました。

私の後ろ姿も写っています(笑)

マリオットアソシエにて、音訳ボランティアの先輩方が鉄道弘済会

地区表彰を受けられたので、参列させていただきました。

 

表彰式の名称は表題のとおりですが、朗読音訳は違うんですよ。

と養成講座で習いました。でも47回も続いている歴史ある表彰式。

47年前には『朗読』と呼び『奉仕員』と呼ばれていた私たちの活動は、

今では音訳ボランティアが通称となっています。

 

受賞された方々は、20年30年と続けられている大先輩たちです。

が5年目に最初の表彰があり、1年先輩の方たちも対象になります。

名古屋盲人情報文化センターの先輩もお二人、受賞されました。

 

来年度は貴女たちの番よ! と激励されましたが、、、

表彰対象のひとつに、音声図書100時間作成、という条件があります。

んー、、、私にはちょっと厳しい条件かな(^^;

同級生には対象になりそうな仲間が数人います。ファイト♪

みなさんで撮った写真もあるのですが、今回は看板のみで(^^;

9月2日(土) NPO法人愛視援のブラインドメイクレッスンでした。

7月のレッスン(リンク)から全3回の、最終回です。

 

今回も名大病院の視能訓練士の方が3名、見学に来られました。

2回めの8月は記事を書くタイミングを逃してしまいましたが、

愛視援 様のHP(リンク)に紹介していただいてますので、ご覧になってください。(1回めには私のスッピン画像もあります(笑))

 

昨夏にフルメイクを習得された鳥居さまが実践を披露され、私は他の方へお声かけを担当させていただきました。

初めてのビューラーも大成功! 睫毛がクルンと上がり愛らしいです。

指で触れて変化を実感できるので、とても人気があるレッスンです。

 

ファンデーションを施した肌に、口紅とチークを加えたらさらにお綺麗になりました。お迎えに来られた旦那様からも賞賛の声が♪

手を繋いでラブラブでお帰りになるのを見送りました。

 

今回も和気藹々と楽しく過ごさせていただき、ありがとうございます。

10月からまた新しい生徒さんとのレッスンが始まります。

どんな出逢いがあるのかワクワク楽しみです(*^^*)

(画像の一部は愛視援 様のHPから拝借いたしました)

8月18日(金)~20日(日)、岩手県花巻温泉にて

『全国盲ろう者大会』が開催され、通訳介助員として初参加しました。

 

盲ろう者とは・・・詳細は協会HP(リンク)をご覧ください。

視覚障害や聴覚障害の見え方・聞こえ方はさまざまなので、そのコミュニケーション方法もさまざまです。

 

全国から200余名の盲ろう者と、500名近い介助員、そしてスタッフやボランティアの方々で溢れる初日の開会式会場では、触手話や指点字、個別マイクによる音声通訳など、多様な通訳風景が見られました。

壇上には、要約筆記だけでなく手話のスクリーン表示もありました。

 

開会式のあとウェルカムパーティがあり、お食事を含む3時間の交流会は盛況でした。後半の『あの人に会いたい』コーナーでは、広い会場でなかなか会えない他県の知人を呼び出してもらえて、みなさん積極的に親睦を深めておられました。と思ったのですが、全員の希望が叶うわけでもなく、コミュニケーションにご苦労されているようでした。

 

そして2日めからは、分科会や交流会・社会見学など、事前にエントリーしたプログラムに参加します。

分科会&交流会のプログラムを記載します。

・全国の盲ろう者の生の声を聞く

・ふうわと共に 心に寄り添いながら

・バルーンで楽しく交流しよう

・ドキュメンタリー映画『もうろうをいきる』(リンク)上映会&ディスカッション

・福の島で福をゲット!

・東日本大震災から考える盲ろう者と防災

・楽しく学んで体験しよう! 山形の伝統と文化

他に開催終日を通し、作品展示と物販・機器展示がありました。

 

どれも興味深い内容ですが、介助員に選択権はないので、私は担当させていただいた方と一緒に2日とも社会見学に出かけました。

でも相手の方が入浴中にチャンス到来!(笑)

物販と機器展示を少しだけ見学することができました♪

手でみる博物館(リンク) 』は、触る美術鑑賞『アートな美』の活動に通じるところがあり興味津々でしたが、とても人気があって触れませんでした(^^;

 

介助員に自由はない、みたいな文章に受け止められてしまったかもしれませんが、とても楽しく有意義に過ごさせていただけました♪

 

後編に続く・・・・かも(?)

来る8月21日、いよいよ『ブラインドメイク物語』が出版されます。

ブラインドメイクを考案された大石華法先生が、長年あたためられた本が、メディカ出版より出版されるのです♪

 

執筆者は7人の視覚に障害のある女性たちです。

お会いしたことのある松下恵さま・岩崎深雪さま・石垣愛華さま・鈴木加奈子さまも執筆されていて、手元に届くのが待ち遠しいです♡

 

そして10月10日(目の日)に、出版記念講演会が開催されます。

会場は、名古屋の鶴舞にある日本福祉大学キャンパス8階です。

当日は執筆者7名の方々が、ブラインドメイクを実践してくださいます。

 

みなさま、どうぞご参加ください♪

お申し込みは↓コチラからお願いします。

http://www.caremake.jp/?page_id=2614

ちなみに、元体育の日である10月10日は、おメメの日でもありますが、大石華法先生のお誕生日です♪ Happy Birthday ブラインドメイク♡

 

 

映画館にて初めてUDキャストを体験しました。

スマホアプリで音声ガイドを聞くことができます。

という認識でしたが、字幕や手話の対応もあるんですね~

 

今回は、ご一緒させていただいたAYちゃんのリクエストで

君の膵臓をたべたい』(ちまたではキミスイと略すらしい)を観ました。

事前に本を(点字で)読んでたAYちゃんは、本と同じところで泣いた、

と言っていましたが、原作を読んでいない私は、あらゆるところで泣きました(>▽<; タイトルだけは知っていたけどそぉゆ話だったのか!

 

さっそく原作も読んでみたくなりました。がAYちゃんによると原作には大人になったシーンはないそうで、個人的には大人になったキャストは学生時代からは想像できんなぁ(^^; です(笑)

 

音声ガイドは、音訳ボランティアの勉強会でシーンボイスガイドを、ちょっとだけ体験しましたが、情景描写の説明台本を、台詞と被らないように読むのは至難のワザ! その台本作りはさらに難しそうです。

 

ちょっとだけ体験した者としては、映画を観ながら、そぉゆところを説明するのかー! と台本作りに興味津々、かつソコは説明しないのかぁ、と残念に思うところもありましたが、視えないAYちゃんには、わかりやすかったのかな。

 

もっと説明を加えたい部分もあったけど、台本作りにはルールがあるのでしょうか。名古屋盲人情報文化センターにも『みよまい会』というシーンボイスガイドのボランティアチームがあります。

2ヶ月に一度のペースで上映していますので、ぜひ観にきてください♪

 

そうそう、9月6日からウィルあいちで開催される国際女性映画祭でも
シーンボイスガイドの上映があるそうです。

映画関連の画像がないので、映画前のランチ画像です(笑)