中森明菜 様
42周年、おめでとうございます
デビュー記念日ということで、「スローモーション」について書いてみたいと思います。
ーすべてはここから始まったー
「スローモーション」
-1982年5月1日発売-
昨年の ALDEA RADIO 第2弾。
アカペラでの「スローモーション」の歌声にウルっときた人も多かったのではないでしょうか。
やはり「スローモーション」は特別な曲です。
『スター誕生!』で明菜に一目惚れした私が、デビューが決まった時に願ったのは70年代歌謡曲を引きずらない垢抜けた良曲がデビュー曲になったらいいなということでした。
デビュー曲がヒットしなくてもいずれは売れるということを確信してはいたけれど、番組をずっと観ていてデビュー曲の大切さも痛感していたからです。
そしてデビュー曲として発表されたのが「スローモーション」でした。
少女の恋の切なさを綴った来生えつこさんの情景が浮かぶ詞、来生たかおさんの何年経っても色褪せないであろうメロディーライン、船山氏のピアノをフイーチャーした印象に残るイントロ、アウトロのアレンジに、私が見てきた中でアイドルとしては最高のデビュー曲!と歓喜しましたよ。
結果的にチャートでは最高位30位止まりでしたが、当時デビュー曲が上位にランクされるようなことは稀で、わずか2ヶ月後に発売されたファーストアルバムが先にトップテン入りしたことから考えると「スローモーション」を歌う明菜が世間には数字以上にインパクトを与えていたのだと思います。
「スローモーション」は、昭和を振り返る番組でよく取り上げられ、多くのアーティストにカバーされたりCMに使われたりしています。
売り上げ枚数から考えると珍しいことだと思うのですが、40年経ってもこうして愛されているのが名曲の証と言えるのかもしれません。
明菜のデビュー曲には他に候補が数曲あったことはよく知られていますが、「スローモーション」になって良かったとつくづく思います。
今日はセルフカバー第五弾が公開されますね。
おそらく 。。。 楽しみです