今回(第七回)も985年の出来事です。

歴史的なことはほとんど出てきませんでした。

打きゅうをしていました。しかしドラマ上ではポロになっていました。
打きゅうはボールをスティックのような網で打つのではなく、

網ですくって投げる、ラクロスに近い感じのスポーツです。

宮内庁のHPに下記のように書かれています。
打きゅうは、馬術競技の「ポロ」とその起源を同じくし、中央アジアの一角に発したものであろうといわれています。
西に流れたものがヨーロッパに伝えられて「ポロ」となり、一方、東に流れたものが中国で打きゅうとなり、やがて朝鮮半島を経て、8~9世紀頃我が国に伝わったようです。


散楽ではうんこが出ていました。
この時代は今のようなトイレはなく、道端でやるのが普通だったようです。

貴族の家にもトイレはなく、おまるのようなものにしていたようです。

それを処理する下人がいたそうです。

なぜはっきり言わないかというと、平安時代のXX物語やXX日記などの書き物に

この辺のことがあまり書かれていないので、詳細は不明というのが正しいです。

フランスのベルサイユ宮殿にトイレがなかったのというのは有名な話です。

おまるにしてそれを庭に捨てるのが普通でした。この時代の女性のドレスは下に大きく裾広がりで、

ドレスの中におまるを隠しやすいようにできていました。


ドラマでは十二単とかきれいな装束が多いですが、これらもほとんど洗濯されることはなく使い捨てだったといわれています。

お風呂は今のような湯舟はなく、お湯にドボンとつかるようになったのは江戸時代からです。

この時代はサウナのような蒸し風呂で垢をふきとるような感じだったようです。
また女性の長い髪も月に1度くらいしか洗わなかったようです。
全体的に非常に不衛生な状況で、そのためお香などで体臭をごまかしていたようです。

歴史上の出来事がない回だったので、こんな話になってしまいました。

光る君へ

「光る君へ」の時代を考察する(第六回)