スポーツとお金の話(その10)
プロスポーツ選手の退職金年金事情●プロ野球退職金:100万円(NPBから支給)年金:老齢基礎年金(国民年金) 以前は「プロ野球年金制度」があったが、13年前に廃止 ただし、年額53万5000円までNPBに補助してもらえます 国民年金の支払い最高額は68,000円/月なので、 1軍の選手の年支払額は816,000円。 自身の負担額は年281,000円支配下選手の平均年俸は「4,468万円」●日本ゴルフツアー協会退職金:なし年金:老齢基礎年金(国民年金)+ゴルフ個人年金金額は不明。賞金獲得額により変わる。「獲得した賞金のうち、その10%を年金保険の財源として徴収し、うち、5%は保険会社を通じて選手個人名義による年金保険にご加入いただきます」としている。年金は原則60歳からの30年間毎月支給される。●プロサッカー退職金:なし年金:老齢基礎年金(国民年金) JFAからの補助は無しJリーガーの平均年俸は「3,138万円」他の日本のプロスポーツはほぼサッカーと同じ一方アメリカはどうなのでしょうか?(1ドル150円で計算)●MLB(野球)メジャー在籍10年以上で年21万ドル(3,150万円)62歳から終身5年以上で対象、年率支給●NBA(バスケットボール)3シーズン以上で有資格50歳から、2万5千ドル~5万ドル(750万円)●NFL(ブットボール)3シーズンで有資格者55歳から月560ドル(8.4万円)を在籍期間にかけた額が支給される。●NHL(アイスホッケー)・400試合未満の選手の場合は45歳から年8千ドル(120万円)。・400試合以上の選手の場合は45歳から年12万5千ドル。(1,875万円)●PGA(ゴルフ)一番すごいのはPGA(ゴルフ)と言われています・資格はツアーメンバーとして5年以上プレー獲得した賞金からもプールされ、賞金獲得額により大きく変わる。詳細は公表されていないが、タイガーウッズクラスになると300~400億円という。日本選手でも、丸山茂樹さんや松山英樹さんなど数人有資格者がいますが、丸山茂樹さんで30~40億円と言われている。スポーツとお金の話(その9)