ヴィーナスの凛とした背中
昨日は研修1日目でした。
研修の内容は県によっても違うようなのですが、東京司法書士会の研修はかなりボリュームあり(配布されたテキストもすごく重かったです。紙袋が破れるかと思いました)。
大変だけど、そのぶん勉強になると思えばがんばれそう。いや、がんばらないと。
昨日のテーマは倫理・綱紀。
すごく実務に即した内容で、最後まで退屈せずに聞くことができました。
さて、今日はルーブル美術館で撮った写真をUPします。
こちらは朝のルーブル。
犬を散歩させている人がたくさん通り過ぎていきます。
今回の旅行にあたり、お友達から「ヴィーナスの背中を見てきて」と課題をいただいておりまして。
ちゃんと見てきました!
見てください、この凛とした背中。
黄金比が用いられ、完璧な美しさをもつヴィーナスですが、実はお腹周りにかなり脂肪がついています。
成熟した女性の丸み、柔らかさみたいなものを表現しているのでしょうか。
いろいろな角度から見てみたくて、像の周りをくるくる回ってしまいました。
サモトラケのニケの写真も撮ってきました。
この像は神殿に飾るために下から眺めることを想定して作られているそうで、たしかに右斜め下から見るのが一番美しく感じられます。
今にも飛び立ちそうな躍動感。
世界史の教科書で見てからずっと好きだった像なので、実物を見られて感激しました。
それだけでもフランスに行ったかいがあるっていうくらいにうれしかったです。
半日しかなかったので、大急ぎで有名作品ばかりを見て回りましたが、できるなら数日かけてゆっくり見て回りたくなるような素晴らしい美術館でした。
旅行直前に『怖い絵』を読んでいたおかげで、かなりディープに楽しめました。
一つでも二つでもいいから、作品の背景を理解していくと、いつもとは違った角度で作品の世界に触れられるのでオススメです。
歴史の教科書で見たことのある美術品の実際の迫力、美しさに触れられてとてもシアワセでした
怪人の棲む ガルニエ宮
「オペラ座の怪人」が好きで、ミュージカルも映画も観に行った私たち。
ガルニエ宮は公演を見に行かなくても、入場料を支払えば内部を見学することができます。
ため息がでるほど美しい建物なので、ぜひぜひ見学されることをおすすめします。
足を一歩踏み入れるとそこは別世界。
思わず、オペラ座の怪人の『Angel of Music』を口ずさんでしまいました。
ここがあのオペラ座の怪人の舞台……と思うと、興奮が抑えきれません。
ちなみにオペラ座の地下には実際に迷路のような通路があるそうです。機会があれば行ってみたい!
そしてこれがファントムが落下させた客席のシャンデリア。
シャンデリアに彩りを加えているのがシャガールの天井絵『夢の花束』。
そしてパレ・ガルニエの中で最も豪華絢爛な場所がホワイエ。
観客が幕間を過ごす社交の場所です。
あまりのまばゆさに目がくらみそうなほどのシャンデリアの輝き。
どうしても立ち去ることができず、何度も行ったり来たりを繰り返してしまいました。
それでもまったく見飽きないくらい見事な装飾が、壁や天井に施されていました。
すっかりガルニエ宮に魅了されてしまった私に「せっかくだからバレエを見る?」とだんなさんが言ってくれましたが、初めてのパリにはりきって大忙しのスケジュールを立ててしまっていたので泣く泣く断念。
いつかはおしゃれをして、この美しいガルニエでバレエを楽しみたいです
シャンゼリゼ通りのラデュレで朝食を
夜中に羽田を発つとパリに到着するのは早朝。
パリはまだ薄暗く、人影もあまりいない時刻です。
シャルル・ドゴールからタクシーでホテルに向かい、ホテルで荷物を預けてもまだ朝8時過ぎ。
なんだか一日得した気分で、これからの計画を考えながら、まずはシャンゼリゼ通りへ。
シャンゼリゼ通りといえば凱旋門。
まだ通りのお店はほとんど開いていませんでしたが、凱旋門を見ると「パリに来たんだ」という実感がわいてきました。
とにかく大きい!
そして朝ごはんを食べにラデュレへ。
パリに行ったら絶対に行ってみようと思っていたところの一つです。
店内はかなり広いです。
ものすごくゴージャスなお部屋、ややシックな印象なお部屋などいろいろあります。
私たちが案内されたのは少し落ち着いた雰囲気のお部屋。
シャンデリアが素敵です。
飛行機を降りたばかりで食欲がない私はパン3つを選べるセットを、朝からもりもり食べれるだんなさんはラデュレの朝食コースをお願いしました。
こちらが私のパン。カフェオレと一緒にいただきました。
だんなさんはこんもり盛られたパンにオムレツ、フレッシュジュースにホットショコラとかなりボリューミー。
フランスに来て初めて食べたパンはやっぱりおいしい
ラデュレだからか少し甘めですが、さくさくふんわり
到着一日目をがんばるエネルギーをしっかりチャージできました。