2010.5.26
やっと主人の弟も東京に帰り、普通の生活に戻りました。
”ちょっと温泉でも行ってゆっくりしようか。ママの還暦お祝いの前夜祭で・・・”
との申し出に本当はもう家でゆっくりしたかったのですが(主人が家にいなくて一人でのんびりさせて
くれるのが一番の回復なんですけどね・・・・・・(-"-;A)
まあせっかく誘ってくれて旅館までとってくれたので出かけてきました。
近場でゆっくりがいいやろ・・・・
というので北九州から1時間あまりの山口県長門のある湯元温泉です
湯元なら泊まりたい旅館があったのですが、主人が旅行会社からしばしば送られてくる
格安パンフレットから決めたみたいです。
ほんとうに相変わらず安いのに惹かれるようです。
「玉仙閣」という旅館でした。
この社長がめっぽう楊貴妃が大好きということで館内いたるところに
楊貴妃の絵画や置物がありました。
お風呂も楊貴妃風呂とか・・・
中国の本物の楊貴妃風呂をそっくり再現したとかのこと
立ち湯なんですね
昔の人は立ってお風呂に入っていたんですかね~
なんかいまいちです。(文句が多いです・・・・ハイ、ごめんなさい。もちろん主人には言ってませんよ)
お食事も部屋食だったのですが、どれもぬるくて・・・・・・
お刺身は美味しかったですが、
仲居さんがそばにいて色々講釈を言うものですから、あんまり嫌な顔もできずに
”美味しいですね~”などと返事をする。
案外放っておいてほしいですね
あくる日は金子みすず記念館に寄って仙崎のかまぼこを買って帰ってきました。
金子みすずの記念館はぜひ行ってみたかったので、ここが一番良かったかなあ
みすずが使っていた文机です。その上に「青い鳥」の本がおかれていました
この長門仙崎に生まれ育ったみすずはご存知の通り、あの西条八十が(若き童謡詩人の巨星)と
言わしめた女性です。
26歳で自ら命を絶つまで膨大な詩を作っています。
私は彼女の自然に対するその中でも動物などに対する優しさにあふれた詩がとても好きです。
この記念館の前の道路はみすずロードと名づけられ、各家の前にはかならず、みすずの詩が掲げられていました。
このお宅は板に書かれた大漁の詩にいわしの飾りがいっしょにありました。
そして色々な場所にみすずが生きていました。
これは仙崎駅の構内にあったかまぼこ板で作られたみすずのモチーフ
一枚ずつ書かれたのを張り合わせているんです
こちらは郵便局の外に飾られた鯨のモチーフです
総枚数2万枚のかまぼこ板らしいです。