明日からまたいません |   kitchen aki 美味しい毎日

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kitchen akiを始めて早や6年、たくさんの方に出会い、助けられここまできました。ゆっくりマイペースでやらせいただいているのに、こんなに続けられて感謝の毎日
相変わらずいろんなことに好奇心いっぱいのakkoさんですが今はなかなかできません。
 

2008.7.19(sat)

 今夜は舅のところへ行ってきました。

この前の事件がなかったかのようにご機嫌でした。


結局のところはわかりませんが仕方ないですね


私たちも何も言いませんでした。

まあこれからはきちんと気をつけられるだろうと思います。


今夜は鰻を食べに行きました。

機嫌よく昔話をする舅に一生懸命相槌をうつのは私だけ


ほんとに主人は何も言わず、もくもくも食べるだけ・・・・

ちょっとは返事してやれよ・・・って言いたくなります。


まあ返事をしたくないのはわかりますが・・・・


親からの財産は一切もらわんかったのはわしだけや・・・・

わしが長男で財産を引き継いでいたら少なくとも県会議員か


会社を継いで大きくしているはずや



それがあんなに頼りない長男に渡したばっかりに


没落してしもうて


世が世なら女中が何人もおって

”ご隠居さま”って呼ばれて楽しとった


わしが茶碗洗うなんて考えられん


〇〇(主人の名前)ももっと違った人生やったはずや・・・



ハイハイそうですね。まあそんなにご立派な家柄のぼんなら

私など嫁にくることもなかったですが・・・



あんたに見せたかったよ

あの家を・・

子ども達それぞれに屋敷の中に家を持っててなあ


わしも結婚したとき建ててもろうた

女中といっしょに嫁がきた

〇〇はそこで生まれたんや


〇〇は覚えておるかね・・・?あの家を


・・・・・・・・・・・(まったく無言で食べております)




何回聞いた話でしょう

あの頃が一番幸せだったのでしょうね


若いお義父さんがいて若いお義母さんがいて長男が生まれて・・・・



きっと誰しも、一番幸せなときを一番思い出すのかもしれないですね。




そしたら私は今のこと・・・?


私は小さい頃はやっぱり幸せだったですね

主人の家のように大邸宅でもなかったし、女中さんもいませんでしたが


両親の愛情には溢れていました。



家族5人で暮していた狭い家の時代が一番しあわせだったかもしれない

何もなかったけど、お金も物もなかったけど


楽しかったなあ・・・・・・・・あの頃

兄弟も仲良かったし・・・




お舅さんの話を聞きながらそんなこと考えていました。


”また行きたいね。今度はステーキがいいね”

機嫌よく帰られてほっとしました



明日から長女の家に行きます。

明後日から沖縄です。


また2週間ほど留守します


今度はクーは大丈夫かな・・・・