豪雨の後は |   kitchen aki 美味しい毎日

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kitchen akiを始めて早や6年、たくさんの方に出会い、助けられここまできました。ゆっくりマイペースでやらせいただいているのに、こんなに続けられて感謝の毎日
相変わらずいろんなことに好奇心いっぱいのakkoさんですが今はなかなかできません。
 

2006.6.27晴れ

 昨日の雨はすっかりやみ、夏のような暑さです。

幸いこの近くは大きな被害もなくすみましたが、熊本県や北九州市では

土砂崩れなどの被害があったようです。


私は水害にはとても敏感に反応します。

それというのはちょうど24年前の長崎で大水害がありました。

記憶にある方おられるでしょうか


ちょうど私は次女を妊娠していてもう臨月に入っていて、いつ生まれてもいい時期でした


7/23は朝から雨が降り続いていましたが、まさかあんなに大惨事になるとは

思いもしませんでした。

夕方からますます激しくなる雨に社宅にいた私たちは社宅の下を流れる浦上川が

いまにも溢れんばかりに怒涛のごとく流れているのを恐怖をもって眺めていました


そのうち川には色々な物が流れてきて、とうとう人が乗ったままの車が流れてきた

時は”もうだめだ”と覚悟をきめたほどでした。


その頃には電気はもちろんガス、水道も止まり主人たちとの連絡も取れなくなりました。

こんな時社宅はありがたいです。

一晩中一箇所に集まって寝ずに過ごしました。


でもこの時はまだ他の被害もわからず、この雨がやめばなんとかなると思っていました。

ところがあくる日からあちこちからはいる大変な被害


長崎特有のすりばち状の地形が災いし大きな土砂崩れが各地で起きました。

長女は少2でしたが、同じクラスの子どもも被害にあいました

その子は学校の帰り道で側溝の水に足をとられあっという間に側溝にのまれて

いったのです。


普段は水も流れてなく、子どもが流されるなんて考えもしませんが、

水の勢いというのはすごいですね。

その子どもは一週間後の長崎湾で発見されました。

なんと落ちたところから何キロも離れていたのです。


明くる日から、水道が止まり、高台にある社宅までは水を運んでもらえず、

大きなお腹をかかえて水を運びました。


産科の先生が”今、産気づかないでね。電気は自家発電だけだし、水は井戸の水だけ

なんとか生活資源がもどるまで、頑張って!”


と言われても、もう予定日はきているし・・

おなかをさすりながら”もうちょっとそこで待っててね、いま出てくると大変だからね”って声かけて

いました。


その声がきっと聞こえたのでしょう

遅れること2週間

やっとこの世に出てきました。


いまだにこの時期になると、そのことを思い出します。


その年の長崎の精霊流しは例年以上にたくさんの船が出て、爆竹や鉦の音も激しかったような

気がしました


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話を明るい話に戻します。


雨にも負けず庭の野菜たちはスクスク育っています。

今日初収穫をしました。

 とりあえず今日はきゅうりとミニトマトです


   

      赤紫蘇、青紫蘇はもう食べています            オクラはまだ花だけです

   

とうきびはまだまだですね   いんげんは明日にでも採れそう  きゅうりはもうこれから大丈夫


   ミニトマトは夏中大丈夫かな~

ナスはこれで5cmくらいで、もう少し


これからますます楽しみです