梅雨とは思えない空模様 |   kitchen aki 美味しい毎日

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kitchen akiを始めて早や6年、たくさんの方に出会い、助けられここまできました。ゆっくりマイペースでやらせいただいているのに、こんなに続けられて感謝の毎日
相変わらずいろんなことに好奇心いっぱいのakkoさんですが今はなかなかできません。
 

2006.6.20晴れ

 梅雨に入ってから、あまり雨も降らず、農家の方々は大丈夫だろうかと

心配になります。

それくらい6月に入ってからはあまり降りません。


雨が大好きな私としても、ちょっぴり不満気味です。

そのおかげでテニスなども中止にならずにうれしいのですが・・


生まれ月の6月が好きっていうのは、前にも話しましたが、

雨だけではなく、花も薔薇、百合、紫陽花、といった少し初夏の花が好きです。


滝、滴り、泉、清水といった水の言葉  涼風、白南風、朝凪といった風の言葉も好きです。

蛍、蛙、翡翠など夏の生き物たちが好きです


今日こんなこと書いたのは句会があったからです。

俳句を初めて14年たちます。


俳句をしてからは今まで以上に季節を感じ、

自然や生き物に関心を持つようになりました

日本語の美しさに感嘆します


久しぶりに参加したのでその様子お見せしたくて

普段はほとんど会うこともなく、この日は万障繰り合わせて集まってきます。

これは発足当時(17年になります)から変わらず、それぞれ忙しい人たちがこの日は

集まってきます。

いまは転勤で遠方にいる仲間はFAXだけの参加ですが、やめずに続いています

発足から一人もメンバーが変わらずにいます。

個性的なメンバーだけに不思議です


集まると、先ずおみやです。

おみやというのはおみやげのことですが、前回一番票を貰った人(一席といいます)が

次回みんなのおやつを持ってきます。

その月が当番の人(座元といいます)はご飯と汁物を担当します。

そして他の参加者は適当におかず一品を持っていきます。

18年かわらずのきまりごとです


今日はプリンとシュークリームでした。

まずこれを頂いてさあ始まります

ひとときの静寂、みんなの句を選句します

”う~ん今日はいい句が多いね~どれ選ぼう~”

”じゃ私の教えよか?”

”何それ? ”などと独り言みたいなじゃれごとをいいながら10分

それぞれ5句ずつ持ち寄って9人なので45句、その中から自分の好きな句を5句選びます

私たちの句会には指導者がいません。

お互い切磋琢磨してますが、最近は誰の句かが分かることが多く、その人なりの感情が

見えてしまい、ついその感情で選句してしまうこともあります。


句だけの良さ、俳句としての質の高さをもっと見極める工夫が必要になってきたような気がします


ちなみに今日の上位句です。


・反抗期うちに秘めたる夏帽子 (季語  夏帽子)

     親に叱られたのか、何か気にいらないことがあったのか

     帽子をギュッと目深にかぶり、外へ出かけていった子の

     後姿が目に浮かびました。

     ”うちに秘めたる”と”夏帽子”がうまくあっていた


・にげてきたゆらりゆらりのはつほたる (ほたる)

     すべてひらがなでつくったことで、やわらかさ、やさしさ、はかなさが

     強調されたのでは・・

     一匹だけのほたるがゆらりゆらりとうかんでほのかに光る様がいいね


・千の風になりたる父や更衣  (更衣)

     「僕はお墓の下になんかいないよ。すぐに千の風になって

      世界中を飛んで、いつもあなたのそばにいるよ」

      亡くなった人は風になって戻ってくるとか  父の想いを更衣をしながら

      感じている作者の心情が伝わった



 残念ながら私の句ではありません。

 いかがでしょうか


いつものように言いたいこと言って、議論しあって人の選評に納得したり、感心したり

喜んだり、がっかりしたりの3時間が終わりました。



今日はもう一つおまけです


美しい紫陽花をお見せします。

福岡市にある箱崎宮の庭園の紫陽花です。


  


     


  



  


   

   

   

                            

  


紫陽花の種類もおおいですね